(『天然生活』2025年1月号掲載)
もっとお得なプランや会社に乗り換える
ふだん、当たり前のように使っているサービスですが、同様の内容で金額が下がるとしたらお得だと思いませんか?
サービスの利用内容を確認したら、具体的に金額ダウンにつながる乗り換えも視野に。
たとえば電力会社を乗り換えて1カ月で900円安くなるとしたら年間で約1万円。
スマホのキャリアやプランを乗り換えて1カ月で3000円安くなるとしたら年間で3万6000円もお金が増えることになります。
忙しい毎日だと先送りにしがちですが、このチャンスを逃すのはもったいない!
乗り換えを検討することで、いつもはスルーしがちなサービス内容をいま一度確認することにもつながります。
◻︎ スマホ
スマートフォンのキャリアは多数あり、キャンペーンなども多いため、迷ったり決め手に欠けたりということも。
周りで持っている人がいたら事前にリサーチを。家族で一緒に乗り換えたり、インターネットのプロバイダーとセットにしたりするとお得になる場合もあるため、お得情報を上手に活用して。
◻︎ プロバイダー
家のネット回線は電力会社やスマホなどとセットプランにすると安くなることがあるのでぜひ確認を。
マンション全体で契約しているなどを除いて一般的にはプロバイダーの乗り換えは可能。
ただし、工事費用や各種手数料がかかることもあるため、乗り換えで本当に安くなるのか事前にしっかりチェックを。
◻︎ 住宅ローン
今後の返済プランの確認を。変動金利の場合は金利が上がると返済額も上がるので預貯金を準備して備えるように。
住宅ローンを組んでまったく見直していないという場合は、ほかの銀行の返済シミュレーションを利用する手も。
金利が低い昨今は繰り上げ返済によるお得度は低いため、あせらなくても大丈夫。
◻︎ 電力会社
電気料金はガス料金や水道料金に比べて見直しによる節約効果が高いので、ぜひ乗り換えを検討して。
電気代見直しサイト(例:エネチェンジ https://enechange.jp/)で簡単に見積もりがでます。
また、契約アンペアを下げるだけでも月々の金額が下がるので、アンペア見直しを検討してもよいでしょう。
◻︎ 保険
同じ保障内容でも保険会社を乗り換えることで保険料が安くなることもあります。
また、長年、保険を見直さずに放置している人は、必要以上の手厚い保険をかけている可能性も。
保険の相談窓口で乗り換えを含めた見直しの相談をしてみるほか、各種保険会社のサイト上でシミュレーションしてみても。
車の維持費と使用頻度
バランス合っている?

マイカーのランニングコストは1カ月あたり3万円以上(車種や駐車場代によって異なる)ですが、カーシェアに乗り換えると、週に2回の買い物や送迎なら月に8,000円ほど、週1回の買い物と、月1回、実家に1泊2日で行く程度なら月に17,000円ほどと、マイカーより安くなる可能性も。
車はあるけれど、さほど使っていない場合はカーシェアリングやタクシーなどを検討しても。
<監修/西山美紀 イラスト/祖父江ヒロコ 構成・文/結城 歩>
西山美紀(にしやま・みき)
ファイナンシャルプランナー、ライター。単に貯蓄額を増やすのではなく、潤いのある毎日のためのお金のため方、使い方、増やし方を発信中。著書は『お金の増やし方』(主婦の友社)。
https://www.nishiyamamiki.jp/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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