• 仕事や家族との会話で「うまく伝わらない…」と迷うことはありませんか? OURHOME主宰・Emiさんに「すみません」から始めない、ポジティブな言い換えのコツを伺いました。伝え方を変えるだけで、気持ちがスッと伝わり、毎日がラクになる。そんなすぐに試したくなる小さな工夫を紹介します。
    (『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』より)

    「すみません」から始めない。謝りグセをやめていこう!

    「すみません、お待たせしました!」

    「すみません、お持ち帰り○番の方〜!」

    学生時代、アルバイト先のファストフード店の先輩が、いつも「すみません」からお話を始める方でした。

    悪いことをしていないのに、どうしてなのかな……。そんな記憶を、20年たった今でも時々思い出すことがあります。

    「すみません!」「申し訳ないです〜」

    日常のちょっとしたやりとりや、誰も悪くないような場面でも、反射的に謝ってしまうクセ

    これは、自分自身の印象や相手の受け取りかたにも影響してしまうことがあります。

    画像1: 「すみません」から始めない。謝りグセをやめていこう!

    たとえば、OURHOMEの店舗について「日曜日は営業されていますか?」というお問い合わせのメールをいただいたときのこと。

    入社して間もないスタッフが、丁寧な文章でこう返信してくれました。

    「申し訳ありません! 日曜日はオープンしておりません。せっかくお問い合わせいただきましたのに、ご期待に添えず申し訳ありませんでした」

    誠実な姿勢はとってもよいのですが、わたしたちの店舗は「火曜から土曜の営業」で、日曜日は元々お休み。お問い合わせに対してここまで謝らなくても大丈夫!

    「お問い合わせありがとうございます。実店舗は、火曜〜金曜は10時〜15時、土曜は10時〜16時でオープンしており、日曜はお休みを頂戴しております。土曜の朝一番は比較的ゆったりとご覧いただけますので、よろしければご検討くださいませ」

    こうして伝えることで、お客様の「お店に行ってみたいな」というお気持ちに寄り添えるのではないかな、とスタッフに提案しました。

    画像2: 「すみません」から始めない。謝りグセをやめていこう!

    過剰に謝り過ぎると、相手に気を遣わせるコミュニケーションになってしまうことも。また、何度も謝っていると、ダメなことをしている人、そういう会社、そんなイメージが自然とついてしまう気がするのです。それってすごくもったいないですよね。

    「すみません」は、本当に謝るときだけ。

    それよりも言葉のはじまりは「ありがとうございます」「よろしくお願いします!」「お待たせしました!」など、ポジティブな言葉から始めるのが◎!

    &more

    子どもにも「ママ仕事に行くからごめんね」と謝らず、「今日も一日楽しもうね」が◎

    本記事は『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』(大和書房)からの抜粋です

    〈撮影/仲尾知泰〉

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    『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』(大和書房)|Emi・著|amazon.co.jp

    『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』(大和書房)|Emi・著

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    そんな悩みをもつ方のために、OURHOME主宰、暮らしと仕事を楽しむ発信で大人気のEmiさんが実践する「伝え方」を1冊にまとめました。気持ちが相手にスッと届いて、人生が見違える伝え方、今日から実践したくなる82個のコツです。



    Emi(えみ)
    暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」主宰。48名のスタッフと共に兵庫県西宮で運営。雑誌連載、企業との共同開発、レッスン開催など多方面で活躍。音声メディアで届ける「OURHOME 暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」では、暮らしや子育て、働きかたの悩み相談などを通じてリスナーに寄り添う。SNS総フォロワー31万人。『暮らす働く、もっと明るいほうへ。気持ちを切り替えるヒント39』『今日から変わる わたしの24時間』(ともに大和書房)など著書21冊、累計66万部。2009年生まれの双子の母。
    インスタグラム:@emi.ourhome



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