植物研究家のかわしまようこさんに、身近な草を使った食養について教えていただきました。今回は、草むすびのつくり方。都会でも始められる「草の力」を手軽に取り入れる習慣、ぜひ試してみてください。
(『天然生活』2021年2月号掲載)
(『天然生活』2021年2月号掲載)
草の力をダイレクトに取り入れる「食養」
食べることで草の力をダイレクトに取り入れる。それが「食養」です。使う分だけ摘み、体に摂りすぎないのがコツ。摘みたての新鮮な葉を使いましょう。
今回はタンポポの葉と根を使いました。
「草むすび」のつくり方
タンポポの根と葉を使った特製ふりかけをおむすびにパラリ。

材料(つくりやすい分量)
| ● 玄米ごはん | 適量 |
| ● タンポポの根と葉 | 適量 |
| ● 塩 | 適量(根の1/3くらいの量を目安に) |
つくり方
1 タンポポの根と葉を細かくきざむ。
2 根と塩をフライパンに入れ、弱火でから炒りする。
3 根の色が変わったら葉を加え、さらに炒る(全体で15分くらい)。
4 玄米ごはんでおむすびをつくり、3をふりかけて完成。
〈監修/かわしまようこ 撮影/山田耕司 取材・文/片田理恵 撮影協力/ブラウンズフィールド〉
かわしまようこ
植物研究家。草をとおして心と向き合うこと、健康的な暮らし方や生き方を感じる時間を大切にしている。著書に『ありのまま生きる』(リンカランブックス)、『草と暮らす』(誠文堂新光社)など。インスタグラム:@kawashimayoco
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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