まるで本物の森のモミの木みたい！
クリスマスツリーのつくり方

美しい緑色のモミが、まるで本物の木のように密集している小さなかわいらしいツリー。

クリスマスシーズンになると、さまざまなツリーが飾られますが、こんなにこんもりと愛らしいツリーはあまり見たことがないのでは？

つくっている間じゅう漂う針葉樹の香りにも癒されます。

材料

道具・土台

でき上がりのサイズ

高さ：28cm
底の直径：約23cm

つくり方

１　ベースを準備する。ココナッツファイバーをふんわりとほぐして、土台に詰める。

２　モミを切る。枝を切り出し、大きさ別に並べる（つくっている途中で足りなくなったら、つくりながら切り出す）。

３　トップを貼りつける。２で切り出した枝のうち、小さな枝の裏側にグルーをたっぷりとつけて、土台の先端から少し出るように貼る。先端がほぼ埋まればOK。

４　底面と胴部を貼りつける。２で切り出した枝のうち、長めに切った枝の裏側の根元にグルーをつけて、表に返し、土台の底面に放射線状に差し込んで貼る。底面につけた枝よりはみ出さないようにしながら、下から上に鋭角的に挿して貼る。

５　ある程度貼ったところ。貼りながら、樹形がふくらんでいないかチェック。小さな枝の裏側の根元にグルーをつけて、表に返し、トップと胴部をつなぐようにすき間を埋めて貼りつける。

６　ほかの針葉樹を貼りつける。ブルーアイスとブルーバードを小枝に切り分けて、根元にグルーをつけ、モミをめくるようにして差し込んで貼る。全体に数か所つければOK。

７　オーナメントを飾る。大きめの飾りから、グルーをつけてツリーの下のほうからバランスよく貼る（小さめの飾りにグルーをつける際、指先をやけどしないように注意する）。ツリーの先端にもつけたら完成。

※本記事は『6つの形のナチュラルリース＆.』（オレンジページ）からの抜粋です。

松尾亜紗子（まつお・あさこ）
1979年神奈川県横浜市生まれ。大手生花店にて主にブライダル、ホテル装花に携わる。2014年に渡仏。パリのフラワーショップでスタージュとして勤務。帰国後生花店勤務を経て2016年、自身のブランド「Les Prairies atelier asako」をオープン。フラワーレッスンをはじめ、カルチャースクール講師、出張ワークショップ、レストランでの生け込み、オーダーメイドのギフトなど幅広く活動。中間色のグラデーションや花選びのセンス、ブーケ、アレンジメント、フラワークラフトまで花材それぞれの個性を生かしたシックな作風が持ち味。おおらかで飾らない人柄で、教室はいつもなごやかな雰囲気にあふれる。
HP：https://www.atelierasako.com/
インスタグラム：@les_prairies_atelierasako