• 料理研究家の松田美智子さんにかぶとアボカドのチーズ炒めのつくり方を教えていただきました。緑と白のコントラストが美しい、早春を感じさせる一品。煮崩れたアボカドがソースのようにかぶにからみます。

    かぶのこと

    画像: かぶのこと

    かぶは、みずみずしい白さやわらかな甘みが魅力の冬野菜です。肉質がきめ細かく、浅漬けにすればコリッとした食感が楽しめます。また、火の通りが早く、加熱するととろりとした食感に。調理法によって変わるのもかぶの魅力です。

    白い根の部分は消化にやさしく、胃腸をいたわりたい日のメニューにぴったり。また、葉は根より多くのビタミンCやβ-カロテン、鉄分が含まれ、きざんで汁物や炒め物に加えるだけで風味も栄養もぐっと豊かになります。

    日々の食卓にやさしい滋味を添えてくれる野菜です。

    かぶとアボカドのチーズ炒めのつくり方

    画像: かぶとアボカドのチーズ炒めのつくり方

    かぶは火が通りやすいので、やわらかくなりすぎないようにさっと仕上げる。

    材料(2人分)

    画像: 材料(2人分)
    ● かぶ5玉
    ● かぶの茎(長さ10cm)10本
    ● アボカド1個
    ● レモン汁大さじ1
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● にんにく(みじん切り)小さじ1/2
    ● 白ワイン大さじ2
    ● 魚醤(ナンプラーでも可)大さじ1
    ● 白こしょう少々
    ● パルメザンチーズ大さじ2

    つくり方

     かぶは皮ごと使うので、水でよく洗う。天地を切り落とし、8等分のくし形にする。アボカドは縦にくるりと包丁を入れて種を取り、皮をむく。痛んだところがあれば取り除く。1cm厚に切り、レモン汁をかけておく。かぶの茎は1.5cm長さに切る。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、中火にかけて炒める。香りが立ったらかぶを加え、かぶが少し透き通るまで炒める。

    画像4: つくり方

     アボカドを加え、軽く崩しながら炒め、白ワインを回し入れ、魚醤を加減しながら加える。かぶの茎を入れて、パルメザンチーズを加え、大きく混ぜ合わせて、白こしょうをふり、器に盛る。

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    画像6: つくり方

    Point

    ●熟してやわらかいアボカドを使うとからみがよい。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像7: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: さっとつくれて美しい「かぶとアボカドのチーズ炒め」のつくり方。煮くずれた“アボカド”がおいしいソースに|松田美智子の季節の仕事

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