(『榎本美沙のみそ本』より)
薄切り大根とひき肉で新しい味わい
発酵食の料理の仕事をすることが多い、榎本美沙さん。
一番よく使う発酵食品は間違いなく「みそ」といいます。
家族につくるごはんでも、みそ汁の登場頻度はほぼ毎食。
いつもの具材も、組み合わせや切り方を変えると、新しいおいしさに出会えます。
本記事では、榎本さんの数あるみそ汁レシピの中から「ひらひら大根のそぼろみそ汁」をご紹介します。
炒めたひき肉のうまみが広がります。しょうがをきかせてアクセントに。
「ひらひら大根のそぼろみそ汁」のつくり方

材料(2人分)
| ● 大根(スライサーで薄い輪切り) | 200g |
| ● 鶏ももひき肉 | 100g |
| ● しょうが(みじん切り) | 1かけ |
| ● だし汁 | 2カップ |
| ● ごま油 | 小さじ1 |
| ● みそ | 大さじ1と1/2 |
つくり方
1 鍋にごま油、しょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったらひき肉を加えて炒める。肉の色が変わったらだし汁、大根を加え、煮立ったらアクを取って弱火にし、4~5分煮る。みそを溶き入れる。
本記事は『榎本美沙のみそ本』(主婦と生活社)からの抜粋です
* * *
自家製みその仕込み方から、榎本家の定番みそ料理や毎日のみそ汁。和食だけでなく、洋食、エスニック、中華にも気軽に活用できるみそ料理のレシピがたっぷり詰まった1冊です。
〈撮影/木村拓(東京料理写真)〉

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家・発酵マイスター・国際中医薬膳師。会社員を経て調理師学校を卒業し、独立。シンプルで作りやすいレシピが人気を呼び、雑誌や書籍、テレビなどで活躍中。YouTube「榎本美沙の季節料理」はチャンネル登録者数40万人を超える。オンラインの料理教室「榎本美沙の料理教室 」では、発酵食品や季節の手仕事のレッスンが評判となっている。オリジナルブランド「tsumugi-te-」も立ち上げ、こだわりの詰まった食品が注目を集める。著書『からだが喜ぶ発酵あんことおやつ 』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(ともに主婦と生活社刊)、『毎日の発酵食材レシピ手帖 』(Gakken 刊) など多数。
YouTube:「榎本美沙の季節料理」
Instagram:@misa_enomoto
X:@misa_enomoto
HP:「ふたりごはん」
HP:「tsumugi-te-」
HP:「榎本美沙の料理教室一発酵と季節料理一」







