冬の果物といえば「りんご」。さわやかな酸味は火を通すとさらに風味が増します。お茶の時間にぴったりなお菓子のレシピを、料理家の真藤舞衣子さんに教わります。今回は、洋酒が効いた「りんごのガトーインビジブル」のつくり方をご紹介。
(『天然生活』2025年2月号掲載)
(『天然生活』2025年2月号掲載)
りんごのお菓子
りんごのガトーインビジブルのつくり方
スライスしたりんごがぎっしり層になった断面が美しい。洋酒が効いた、大人味のプリンのような味わいです。

材料(18cmのパウンド型1台分)
| ● りんご | 2個 |
| ● レーズン | 50g |
| ● 卵 | 2個 |
| ● 薄力粉 | 80g |
| ● きび砂糖 | 50g |
| ● バター(食塩不使用) | 50g |
| ● ラム酒 | 50mL |
| ● 牛乳 | 60mL |
下準備
・レーズンをラム酒に2時間以上つけておく。
・オーブンを170℃に予熱しておく。
つくり方
1 ボウルに卵、きび砂糖、牛乳、レーズンをつけたあとのラム酒を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。溶かしバターを加え、薄力粉をふるい入れながら混ぜたら、こし器で一度こす。
2 りんごの皮をむいて4等分にし、芯を除いて3mmほどの薄切りにする。パウンド型に横に一列ずつ並べて、途中でレーズンを散らしながら詰めていく。上に好みでアーモンドスライス適量(分量外)を散らす。
3 1を2に流し入れ、170℃のオーブンで50分焼く。
▼真藤舞衣子さんの“りんごのお菓子”レシピはこちら
〈料理/真藤舞衣子 撮影/清水奈緒 スタイリング/駒井京子〉
真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
祖母と母の影響を受け、発酵食に興味をもつ。京都の禅寺で一年間生活したのち、フランスへ留学。リッツ・エスコフィエでお菓子を学ぶ。近著は柳澤幸江氏と共著の『ドライきのこの美味レシピ』(世界文化社)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです




