• いよいよ2026年が始まります。新しい年はどんな年にしたいですか? そんな思いをかなえてくれるのが手帖です。日々の予定から夢まで、どんどん書き込んでいきましょう。手帳研究家のてらたまさん手帖を書くメリットについて伺いました。
    (『天然生活』2025年2月号掲載)

    自分の文字で書くことで夢への具体的なヒントに

    「手帖には、自分がなりたい姿を書くことで夢をかなえるパワーがあります」

    そう語るのは、手帳研究家のてらたまさんです。てらたまさんは自身が産後うつで悩んでいたときに「なりたい自分を手帖に書く」ことで、次々と夢を実現してきました。

    「手帖をスケジュール管理だけに使うのでは、すごくもったいない。大切なのは『何を書くか』です。ぼんやりでもいいので、こうなりたいという自分の未来を思い描いて言葉にし、書いていくことで夢が近づいてきます」

    手帖を書くメリット

    画像: 手帖を書くメリット

    時間・タスクの管理

    スケジュールを記録することで、毎日の予定管理や作業効率がアップ。
    時間を上手に使えるようになり、やりたいことを実現しやすい。

    目標の実現

    自分がやりたいこと、かなえたい夢などを書き込む。
    手帖を開くたびに目標を目にすることで、具体的な実現への道筋が見えてくる。

    心の整理

    日記のように心のモヤモヤや迷いを書き出す。
    毎日開く手帖だからこそ、気軽に自分と向き合うことができ、気持ちの整理になる。

    自己肯定感アップ

    手帖に記録することで実現できたことを確認することができ、「できた自分」を再認識。
    自己肯定感が上がって前向きになれる。

    デジタルでスケジュール管理をしている人も多いと思いますが、その場合は、スケジュールはデジタルに集約。

    手帖は「なりたい自分になるためのもの」と使い分けるといいでしょう。

    手で書く作業は脳に意識を刻み込むので、目標への意思を強め、ていねいに毎日を生きることにもつながります。

    大切なのは、手帖を書くこと自体が目的なのではなく、なりたい自分になることです。



    <監修/てらたま 構成・文/工藤千秋 イラスト/芳野>

    てらたま
    国立大学院卒業後、小・中学校教員を10年経験。第一子出産を経て、「1日3分 書いて夢を叶える手帳術」を発信する手帳研究家として独立。「やりたいことが見つからない」「何だか満たされない」などの悩みを手帖で解決する方法をアドバイス。インスタグラムフォロワー約4万人。テレビや雑誌などでも活躍。インスタグラム@teratama711

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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