• 日常生活のなかで必要不可欠な水、その流し方を意識していますか?水質汚染の最大の原因は生活排水であるといわれています。家庭でできる小さな習慣が環境を救う大きな一歩になります。今回は、水を汚さない暮らしを実践しているみなさんに、「マイクロプラスチック」を減らす工夫を教えてもらいました。
    (『天然生活』2023年12月号掲載)

    マイクロプラスチックを減らす工夫

    調味料や飲料、ラップはびんや缶入り、晒を

    武田晒工場 和晒ロール Free ミシン目なし
    幅36×全長700×直径6.2cm/武田晒工場

    台所を見回してみると、思いのほかプラスチック製品が多くありませんか?

    それらが原因でマイクロプラスチック問題を引き起こしている場合もあります。

    プラスチック容器ではなく、びんや缶に入っているものを選んだり、食品用ラップの代わりに晒を使ったりしています。

    晒は乾くのも速く、繰り返し使えるのが便利。最後は雑巾として使います。

    化学繊維の服を減らしてマイクロプラスチック減

    マイクロプラスチックの一番の原因は家庭から出る繊維くずだといわれています。

    洗濯すると摩擦がおき、目には見えない小さな繊維くずが排水へ流出してしまうのです。

    そこで、衣類のほかシーツ類なども、オーガニックコットンやウール、シルクなど自然素材に切り替えました。

    面積が大きいものこそ、素材に気をつけて選ぶべきだと考えています。

    画像1: 家庭から流れ出る「マイクロプラスチック」を減らす新しい習慣。水を汚さない暮らしの工夫

    ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえさん(もとはし・ひろえ)

    北里大学衛生学部化学科卒業。科学薬品会社で合成洗剤の製造を担当したのち、環境にも人にもやさしいナチュラルクリーニングを提唱。https://ameblo.jp/naturalcleaning/

    食器は自然素材のスポンジで洗う

    イーオクト エコンフォートハウス [森活]ポップアップスポンジ 型抜きしろくま ブルー&ピンク 2枚入
    各幅10.7×長さ7.2×厚さ0.2cm/エコンフォートハウス

    市販のスポンジの大半はプラスチックなどでつくられています。

    それがマイクロプラスチック問題の原因にもなり得ると考え、100%天然素材のスポンジを愛用しています。

    木の端材から採れるセルロース=繊維素なので、使い終わったあとは土に埋めれば微生物の力で100%分解されます。

    吸水性がよいため、水まわりをカラッと清潔に保ちます。

    洗濯ネットでマイクロプラスチックを流さない

    ラングブレット グッピーフレンド ウォッシングバッグ
    幅50×長さ74cm/エコンフォートハウス

    化学繊維を用いた衣類を洗濯すると、摩擦によって繊維くず(マイクロプラスチック)が発生し排水されてしまいます。

    それを防ぐために専用の洗濯ネットを使っています。

    リサイクル可能なポリアミド製で、ネットの目がとても細かいため小さな化学繊維のくずもしっかりキャッチ。

    洗濯後、ネットに残った繊維くずの量に驚かされることがしばしば。

    画像2: 家庭から流れ出る「マイクロプラスチック」を減らす新しい習慣。水を汚さない暮らしの工夫

    イーオクト代表 髙橋百合子さん(たかはし・ゆりこ)

    1987年のオフィスオクト設立以降、国内外の日用品や生活雑貨などを通して、快適なサステナブル社会の実現を目指している。https://www.eoct.co.jp/



    <イラスト/清沢佳世 取材・文/結城 歩>

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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