• 冬になるとつくりたくなるもの。それはわが家自慢のお鍋です。「うつわshizen」店主・刀根弥生さんに、とっておきの十八番鍋「かきのとろろ鍋」のつくり方を教えていただきました。晩酌好きの刀根さんおすすめの、つまみになる鍋料理。湯気の向こうの大切なだれかを思い浮かべながら、いつもと違う鍋料理を楽しんでみませんか。
    (『天然生活』2025年2月号掲載)

    「かきのとろろ鍋」のつくり方

    画像: 「かきのとろろ鍋」のつくり方

    かきのうま味と春菊のほろ苦さ。お酒が進みそうな大人の味わいです。

    材料(2人分)

    ● かき1パック
    ● 春菊1束
    ● 長いも250g
    ● 昆布のだし汁600mL
    ● かきしょうゆ(なければ白だしでも)適量

    つくり方

     長いもは皮をむいてすりおろし、かきしょうゆで軽く調味する。おじや用に少し残しておき、取り鉢に入れる。

     鍋にだし汁を入れて沸騰させる。食べやすく切った春菊ときれいに洗ったかきを入れ、火が通ったら、とろろをからめていただく。

    画像: 汎用性が高い、WESTSIDE33の鍋

    汎用性が高い、WESTSIDE33の鍋

    おすすめの〆

    おじや

    だし汁でおじやにしてつけだれのとろろをかけたら、小さく切って焼いたお餅をトッピング。おじやとクリスピーなお餅の食感が楽しい。

    画像: つまみになる鍋料理「かきのとろろ鍋」のつくり方。かきのうま味と春菊のほろ苦さが“日本酒”にぴったり/うつわshizen・刀根弥生さん

    夫婦の晩酌にぴったりの、ちびちび食べられる鍋

    料理上手として知られる器店店主の刀根弥生さん。忙しい日でもすぐにつくれて、いろいろな栄養がとれる鍋は、冬の定番料理です。

    「湯気がのぼって暖かい空気をつくってくれるところもいいですよね。晩酌をするので、つまみになる鍋をよくつくります。いっぺんに火を通してぱっと食べるものより、しゃぶしゃぶ風など、ちびちび食べ進められるものが好きです」

    「かきのとろろ鍋」は、テレビで見て試して以来の十八番。かきといえば土手鍋の印象がありましたが、これならさっぱり。とろろを鍋に入れるのではなく、つけだれにする点にも魅力を感じたそう。

    「加熱したふわふわ食感のとろろもおいしいですが、生ですりおろしたとろろのなめらかな味わいは格別。具材ともよくからみます」

    あれこれ具材を入れるより青菜だけのほうが、かきのうま味が引き立ちます。とくに春菊は、独特の香りがかきの風味と好相性。

    「この鍋には日本酒がよく合い、つい飲み過ぎてしまいます」

    画像: 夫婦の晩酌にぴったりの、ちびちび食べられる鍋


    〈料理・スタイリング/刀根弥生 撮影/川村 隆 取材・文/長谷川未緒〉

    刀根弥生(とね・やよい)
    東京・神宮前で日本各地の作家ものの器を扱う店「うつわshizen」の店主を務める。花の教室がきっかけで器の魅力に触れ、この道に。5年ほど前に建てた郊外の一戸建てで、夫とふたり暮らしをしている。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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