• 雑誌『天然生活』読者のみなさまの素敵な暮らしを紹介する「暮らしのおすそわけ」。今回は、布作家・不動美穂さんのお嬢さん、不動千夏さんのお宅へ。東京郊外にある築60年の団地で新生活を始めた千夏さん。「暮らしを大切にしたい」と団地に越した千夏さんの毎日を温かく見守っているのが、両親から譲り受けた古道具の数々です。

    母から受け継いだもの、これから家族で重ねていくこと

    母の不動美穂さんは、手芸作家として『天然生活』で作品を紹介したり、台所企画で『天然生活web』にも登場したりしている暮らし上手。

    食卓にあるスタッキングスツールは、千夏さんが通っていた幼稚園で廃棄予定だった椅子を譲り受け、座面を張り替えたものです。

    画像: 座面を張り替えて生まれ変わったスツール

    座面を張り替えて生まれ変わったスツール

    また、ソファ横の書き物机は、20年以上前に中野の古道具屋さんの駐車場に無造作に置かれていたものを購入し、美穂さんが自転車で持ち帰ってきたもの。

    「子どもの頃から使っていて愛着もあるし、やはり佇まいやデザインが素敵で、『持っていきたいな』と思っていたら、母が快く『持っていきなよ』と言ってくれました」と千夏さん。

    画像: 居間で使いたいちょっとしたものの置き場にも

    居間で使いたいちょっとしたものの置き場にも

    あとで母・美穂さんに尋ねたら「知らないうちに持っていかれました。奪われました(笑)」とのこと。何はともあれ、趣味とセンスの合う母娘です。

    「お互いに好きなものや惹かれるものは少しずつ違います。でも、それぞれの好みや思い、違いを認め合えるし、ほめあえるのがうれしいです。当たり前ですが、私にとって大きな影響を与えてくれた存在です」

    画像: 愛らしい笑顔がそっくりな千夏さんと美穂さん

    愛らしい笑顔がそっくりな千夏さんと美穂さん

    そんな不動さん一家は、昨年、「道具屋fudo」をひっそりとオープン。

    不定期で、家具などの古道具を中心に小道具、雑貨、作品を販売しています。千夏さんは月に1〜2回のモーニングも担当しているそう。

    「以前、祖父が営んでいたうどん屋があり、そこを家族でリノベーションしました。道具屋をメインに、モーニングとランチ(祖父のうどん)を出すお店です。それぞれに仕事があるので、不定期にはなりますが、お客さんと素敵なもの、好きなものを一緒に楽しめたらいいなと思っています」



    〈撮影/山田耕司 取材・文/飯作紫乃〉

    不動千夏(ふどう・ちか)
    日々の生活を大切にしながら、築60年の団地に暮らす。看護師として働きながら、父と、布作家としても活動する母・不動美穂さんとともに、2025年に「道具屋fudo」をオープン。古道具を中心に小道具、雑貨、作品を販売し、月に1〜2回のモーニングも担当している。
    インスタグラム@furaipan.mother(不動千夏)/@find__the__treasure(道具屋fudo)



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