キャロットケーキ研究家に聞く
にんじんの切り方アレンジ、生地のベタつきを防ぐコツ
「コクと風味のしっかりしたもの、冬が旬のかんきつ類を楽しめるもの……皆さんにどんな焼き菓子をご提案しようか、レシピを考えているだけでワクワクします」
朗らかな笑顔でそう話す、キャロットケーキ研究家の小豆田マチ子さん。

子どものころからお菓子づくりが好きな母の背中を見てきたこと、とあるベイクショップで人生を変えるほどのキャロットケーキに出合ったこと。好きなことを熱心に探究する“実験好き”な性格も相まって、いまではキャロットケーキにとどまらず、焼き菓子づくりに夢中です。
これまでに100店舗以上の個性豊かな「キャロットケーキ」に出合い、次第につくることにもハマっていった小豆田さん。今回のキャロットケーキレシピも自信作です。
「キャロットケーキを食べる前は、にんじんを使ったヘルシーで甘くないお菓子なのかと思っていました。ベイクショップでおすすめしていて、どうなんだろう……と思いながらひと口食べたら、とても甘くておいしくて。ほかのお店も訪ねて食べ比べたら、にんじんの切り方やクリームの味につくり手の個性があり、自分でもつくって研究を重ねています。まだまだ魅了されつづけているんです」
にんじんの切り方を変えてアレンジ
気軽に楽しめるアレンジとして小豆田さんが教えてくれたのは、にんじんの「切り方」を変えてみること。食感に変化が出て、思わず試してみたくなります。

パターン 01
しりしり器
おすすめその1。ギザギザの断面がおいしい。

パターン 02
チーズシュレッダー(大)
断面がまっすぐ。しりしり器と似た食感。

パターン 03
チーズシュレッダー(細)
おすすめその2。生地なじみよく仕上がる。

パターン 04
すりおろし器
ふんわりと焼き上げたいときにおすすめ。

パターン 05
鬼おろし器
粗めでポロポロとした食感を楽しめる。
また、キャロットケーキづくりのお悩み「生地のベタつき」を防ぐ解決策として、こんなアドバイスをくれました。
生地のベタつきを防ぐコツは?
水分の多い夏から秋のにんじんでつくるとき、すりおろして使う場合は、すりおろしたにんじんをボウルの片側に寄せて軽く絞り、水分を減らすと生地がベタつきにくい。

▼小豆田マチ子さんの“冬の焼き菓子”レシピはこちら
〈撮影/林 紘輝 取材・文/太田菜津美(編集部)〉
小豆田マチ子(あずきだ・まちこ)

キャロットケーキ研究家、会社員。ベイクショップで出合ったキャロットケーキに魅了されたことをきっかけに、キャロットケーキづくりを楽しみ、オリジナルレシピを提案。著書に『いとしのキャロットケーキ まぜて焼くだけ、アイデア無限レシピ』(KADOKAWA)。愛猫のラムちゃん、ココちゃんとの暮らしを満喫中。インスタグラム@hanabana39







