ゆり根のこと

ゆり根は、寒い季節に甘みが増し、冬にこそおいしい食材。ほくほくとした食感とやさしい甘みがあり、蒸す・ゆでる・焼くなどシンプルな調理で持ち味が引き立ちます。
薬膳では、体を潤し、気持ちを落ち着かせる働きがあるとされ、乾燥しやすい冬や疲れがたまりやすい時季に向く食材。食物繊維やカリウムを含み、日々の体調管理にも役立ちます。冬にしか味わえない、やさしい滋養を添えてくれる食材です。
ゆり根ごはんのつくり方

沸騰してからゆり根を加えると、ちょうどよい食感の仕上がりになる。
材料(4人分)

| ● ゆり根 | 1球 |
| ● 米 | 2カップ |
| ● 水 | 1と1/2カップ |
| ● 酒 | 大さじ2 |
| ● 塩 | 小さじ1 |
| ● 練り梅 | 適量 |
ゆり根の下処理
おがくずなどを払い、根元をブラシなどを使って水で洗い、汚れを落とす。根のまわりに包丁の先を入れて、外側から1片ずつていねいにはがす。茶色い部分があれば包丁できれいに削ぎ取る。


つくり方
1 ゆり根は下処理し、1〜1.5cm幅に切りそろえる。

2 鍋にといで10分浸水させた米と、塩を溶かした水、酒を加え、火にかける。ふいたら、1のゆり根を加え、弱火で約10分炊き、火を止め10分蒸らす。

3 全体を大きく混ぜ、器に盛り、練り梅を添える。

〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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