里いものこと

里いもは、火を通すことでねっとりとした食感とやさしい甘みが生まれます。煮物にするとだしがよく絡み、味が染み込んでおいしくなります。揚げ物にすれば外は香ばしく、中はほくほくとした食感が楽しめ、調理法によってさまざまなおいしさを楽しめます。
食物繊維を多く含むので腸内環境を整えるほか、カリウムが体内の余分な水分を排出し、むくみ対策にも役立つといわれています。
里いもの保存法
泥を落として、水でよく洗う。水けをよく拭き、厚手のペーパータオルに包んで、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存する。

Point
里いもは皮のすぐ下に栄養とうま味があるので、皮をなるべく薄くむく。お尻(根元)から縦に包丁を入れるとむきやすい。
里いもと牛ひき肉のグラタンのつくり方

ねっとりとした里いもが、クリームソースのような役割に。
材料(つくりやすい分量)

| ● 里いも | 300g |
| ● たまねぎ(みじん切り) | 1/2カップ |
| ● 牛ひき肉(赤身) | 300g |
| ● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
| ● オリーブオイル | 大さじ1 |
| ● ナツメグ | 小さじ1/4 |
| ● 塩 | 小さじ1 |
| ● 白こしょう | 少々 |
| ● 牛乳 | 1カップ |
| ● パルメザンチーズ | 1/4カップ |
| ● ナチュラルチーズ | 1カップ |
つくり方
1 里いもは蒸して皮をむき、ボウルに入れ、すりこぎの先でつぶす。パルメザンチーズ、牛乳を加え、里いもに吸わせるように混ぜる。軽く塩とこしょう(ともに分量外)をふる。



2 鍋にオイル、にんにくを入れて弱めの中火で熱する。なじんできたらたまねぎを加え、甘みが出るように中火でゆっくり炒める。牛肉を加え、さらに炒めてナツメグ、塩、こしょうでととのえる。


3 耐熱皿に1の1/3量の里いもを敷き、2の半量の牛肉を重ね、1/3量のナチュラルチーズを重ねる。その上に1/3量の里いも、残りの牛肉を順に重ね、水平にする。

4 1/3量のナチュラルチーズ、残りの里いもを順に重ね、最後に残りのナチュラルチーズをのせ、200℃に予熱したオーブンで焼き色がつくまで約10分焼く。



〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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