• 2025年11月に発売した別冊天然生活『やさしいせいろ生活』の重版記念インスタライブから「せいろの選び方」についてのお話をお届けします。23年間、せいろを研究し続けている「キッチンパラダイス」店主・田中文さんに、せいろの素材ごとの特徴や、初心者におすすめのせいろの選び方などを詳しく教えてもらいました。

    質問③ 日本製のせいろでおすすめは?

    八幡 「日本製のせいろのおすすめを教えて欲しいです」という質問が来ています。

    田中さん それについてですが、抜群にいいのは、ひのきのせいろだと思います。

    八幡 キッチンパラダイスさんでも、ひのきのせいろはありますか?

    田中さん はい。でもね、いま、入荷がとっても少ないんです。間に合ってないんですよ。だから今は27cmしか置いていないんですけど、ちょっと高いでしょ? でも、とてもいいです。

    それから、皆さんやっぱり日本製にこだわられる方も多いと思うんですけど、全ての台所道具に関わらずそうだと思うんですけど、値段なんですよ。

    八幡 はい。

    田中さん 海外でつくられても、日本の企業が監修して、検査して持ってくる場合もありますので、もうそれはね、正直いって値段に反映されると思っています。

    価格は全然関係ないよっていう方は、ひのきをお買いになったらいいと思います。でも、ひのきだとカビさせたらショックだから、よく説明を読んで使ってくださいね。

    画像: 日本製ひのきのせいろ。『別冊天然生活 やさしいせいろ生活』では、岐阜県の工房を取材した

    日本製ひのきのせいろ。『別冊天然生活 やさしいせいろ生活』では、岐阜県の工房を取材した

    質問④ 高すぎないもので、おすすめは?

    八幡 さきほどお話に出た白木のせいろはどうですか?

    田中さん もちろん、うちでも自信をもって売ってます。うちは元々、杉のせいろを売ってたんですよ、23年前は。でも、ときどき、壊れて返ってくる。それで、そのフォローアップがすごく大変で。

    八幡 なるほど。

    田中さん それで何かないかなと思ったときに、出会ったのが白木です。量販ものではありますが、元々のコンセプトが、杉のせいろが中華料理屋さんとかであまりにも頻繁に交換するので、「何かいいものがないか」といってつくったのが、この白木のせいろなんですね。

    毎日使う人は、白木かひのきのせいろを買われた方が無難です。じゃなかったら、ちょっと安価なものをいくつか持って、休ませながら使うのもいいかもしれませんね。

    画像: 左)竹材のせいろ/参考商品 右)木のせいろセット(21cm~ 6,100円~)/キッチンパラダイス

    左)竹材のせいろ/参考商品 右)木のせいろセット(21cm~ 6,100円~)/キッチンパラダイス



    〈撮影/山川修一 イラスト/はまだなぎさ〉

    田中文(たなか・あや)
    福岡県出身。「キッチンパラダイス」オーナー。台所道具アドバイザーとして、また食の大切さの伝え手として、講演、各種メディアで活躍。ブログ『AYAの台所道具』が大人気。「せいろ」への造詣も深い。
    キッチンパラダイス:https://www.kitchenparadise.com/
    インスタグラム:@kitchenparadise_2


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    『やさしいせいろ生活』(扶桑社ムック)

    画像3: せいろ販売23年のプロに教わる「せいろの選び方」はじめて買うならどのサイズがおすすめ?素材はどれがいい?/キッチンパラダイス・田中文さん(インスタライブQ&Aより)

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    これ一冊あれば、人気のせいろの魅力と料理を堪能できる!

    天然生活で人気料理家、飛田和緒さん、真藤舞衣子さん、長谷川あかりさんの3名に、せいろのある暮らしと、せいろを使ったやさしいレシピを紹介します。

    本書では、レシピだけではなく、真藤舞衣子さんが、愛用のせいろ職人の工房を訪ねて、せいろの魅力を紹介。

    台所料理専門店・キッチンパラダイスの、田中文さんは、せいろの基本的な使い方、種類など、専門的な知識を教えていただきます。

    さまざまな角度からせいろの魅力を伝える一冊になっています。



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