• 2025年11月に発売した別冊天然生活『やさしいせいろ生活』の重版記念インスタライブから「せいろの選び方」についてのお話をお届けします。23年間、せいろを研究し続けている「キッチンパラダイス」店主・田中文さんに、せいろの素材ごとの特徴や、初心者におすすめのせいろの選び方などを詳しく教えてもらいました。

    質問⑤ 初めてせいろを買うならどのサイズがおすすめ?

    八幡 「最初に買うなら1番人気のサイズはどれですか?」という質問をいただきました。

    田中さん 21cmです。ただね、27cmの場合もいいことがあるんです。27cmだったらお赤飯3合くらい炊けますし、お皿も入れられるんですよ。

    お皿を出すときはとっても熱いので、ちょうどいいサイズの布を入れておきます。で、ここにお皿を入れるんですね。そうするとこうやって(布の両端を持って)持ち上げられます。

    あと、耐久性は18cmより21cm、21cmより27cmと、大きい方が高くなります。

    画像: お皿ごと蒸すのに便利な27cmサイズ。布を敷いて、中央に皿を置けば、両端を持って取り上げられて便利

    お皿ごと蒸すのに便利な27cmサイズ。布を敷いて、中央に皿を置けば、両端を持って取り上げられて便利

    質問⑥ 和せいろと中華せいろ、どっちがいい?

    八幡 「和のせいろと中華せいろ、どちらがおすすめですか?」という質問が届いています。

    田中さん 使い方が全く違うんですね。たとえば、お料理屋さんとかで野菜を蒸すなど、下ごしらえに使うときは和せいろが断然早いんです。ふたに格子がないから、蒸気が外に出ていかない仕組みになってるんです。

    八幡 はい。

    田中さん だけど、中華せいろはふたに格子があるじゃないですか。だから、蒸し終わって置いておくと、その間に中の水分が蒸気で抜けていって、ちょうどいい感じで水分が収まるんですよ。だから「テーブルの上に置いて、みんなで食べましょう」みたいなのは、圧倒的に中華せいろの方が多い。

    八幡 いま人気なのは、中華せいろですかね。

    田中さん ときどき「和せいろありますか?」と聞かれることもありますが、いまの流行りの使い勝手からすると、断然中華せいろの方がいいですね。でも、和せいろは強いし、早いので、そちらが好きという人もいます。9:1くらいで中華せいろですかね。

    画像: 食卓で楽しむなら「中華せいろ」がおすすめ

    食卓で楽しむなら「中華せいろ」がおすすめ

    次回は、「せいろの正しい使い方」について教えていただきます。どうぞお楽しみに!



    〈撮影/山川修一 イラスト/はまだなぎさ〉

    田中文(たなか・あや)
    福岡県出身。「キッチンパラダイス」オーナー。台所道具アドバイザーとして、また食の大切さの伝え手として、講演、各種メディアで活躍。ブログ『AYAの台所道具』が大人気。「せいろ」への造詣も深い。
    キッチンパラダイス:https://www.kitchenparadise.com/
    インスタグラム:@kitchenparadise_2


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    『やさしいせいろ生活』(扶桑社ムック)

    画像3: せいろ販売23年のプロに教わる「せいろの選び方」はじめて買うならどのサイズがおすすめ?素材はどれがいい?/キッチンパラダイス・田中文さん(インスタライブQ&Aより)

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    これ一冊あれば、人気のせいろの魅力と料理を堪能できる!

    天然生活で人気料理家、飛田和緒さん、真藤舞衣子さん、長谷川あかりさんの3名に、せいろのある暮らしと、せいろを使ったやさしいレシピを紹介します。

    本書では、レシピだけではなく、真藤舞衣子さんが、愛用のせいろ職人の工房を訪ねて、せいろの魅力を紹介。

    台所料理専門店・キッチンパラダイスの、田中文さんは、せいろの基本的な使い方、種類など、専門的な知識を教えていただきます。

    さまざまな角度からせいろの魅力を伝える一冊になっています。



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