大和いものこと

大和いもは、粘りの強さが特徴の山いもの一種です。生はシャキッとした歯ざわりで、加熱するとほくっとした食感に変わるのも面白いところ。すりおろすと箸で持ち上がるほど粘りがあり、もっちりしたとろろになります。
関東でよく見る長いもより粘度が高く、水分が少なく味が濃いため、だし汁でのばすだけで深いうま味が楽しめるのが魅力。とろろごはんはもちろん、すり流し汁、磯辺揚げ、お好み焼きのつなぎにも活躍。消化酵素アミラーゼを含み、胃腸が疲れている時にも取り入れやすい滋養食材のひとつです。
大和いものしょうゆステーキのつくり方

シンプルな料理なので、鰹節はぜひ削り立てを添えて。
材料(2人分)

| ● 大和いも | 5cm×2 |
| ● オリーブオイル | 大さじ1 |
| ● しょうゆ | 大さじ2 |
| ● オイスターソース | 大さじ1 |
| ● かつおの削り節 | 適宜 |
大和いもの下処理
1 おがくずをペーパータオルで取り、お尻の方からスポンジなどを使ってこすりながら水でよく洗い、表面のぬめりや汚れを落とす。ペーパータオルで水分をふきながらひげを取る。


つくり方
1 小さめのボウルにしょうゆ、オイスターソースを合わせる。

2 フライパンにオリーブオイルを熱し、大和いもを入れ、中火で全面に焼き色がつくように焼く。ふたをして、途中返しながら15分ほど焼く。

3 ペーパータオルで余分な油を取り、中火のまま、はけで1を塗りながら焼く。ぬっては焼きを繰り返し、最後は残りのたれをすべて入れる。


4 器に盛り、削りたてのかつおの削り節をのせる。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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