• 旬の果物を「何のお菓子に、どうやって使おうか」と考えるのが日々の愉しみと話す、お菓子研究家本間節子さん。一年じゅう、さまざまなタルトをつくっているそう。今回は、本間さんが考えた果物、クリーム、生地の最高の組み合わせの中から「いちごのタルト」のつくり方をご紹介。見た目にかわいく、おいしいタルトをぜひおうちで楽しんでみてくださいね。

    2つのクリームと甘酸っぱいいちごが合う
    いちごのタルトのつくり方

    ザクザクとしたほんのり甘い生地を焼き上げたら、ホイップクリームを合わせたふんわりとろりとしたカスタードクリームを盛りつけ、濃厚なジャムを絡めたいちごをぎゅっと並べます。

    生地とクリームと甘酸っぱいいちごの味がしっかり絡み合い、間違いのないおいしさです。

    画像: 2つのクリームと甘酸っぱいいちごが合う いちごのタルトのつくり方

    材料(直径18cmのタルト菊型1台分)

    〈パイ生地〉
    ・薄力粉70g
    ・強力粉30g
    ・和三盆糖(粉糖でも可)10g
    ・塩1g
    ・バター(食塩不使用)50g
    ・溶き卵20g
    ・水小さじ2
    〈カスタードクリーム〉
    ・バニラビーンズ2cm
    ・ビートグラニュー糖40g
    ・卵黄2個分
    ・薄力粉14g
    ・牛乳200mL
    ・バター(食塩不使用)10g
    ● 生クリーム50mL
    ● いちご400g
    ● いちごジャム(下記参照)全量
    ● (好みで)トッピング用の生クリーム80mL

    下準備

    ・ バターは1cm角に切る。

    ・ パイ生地の材料を冷蔵室で冷やす。

    ・ オーブンペーパーを円形にカットする。

    ・ 焼く前にオーブンを180℃に予熱する。

    いちごジャムの材料とつくり方
    *保存の目安:清潔な容器に入れて冷蔵室で1週間ほど

     容器にいちご150g(洗って水けをきり、ヘタを取る)、ビートグラニュー糖45g、レモン汁小さじ1を入れる。

    画像1: 「いちごのタルト」のつくり方。甘酸っぱいいちごを楽しむザクザクパイ生地とふんわりクリームのお店のようなフルーツタルト/お菓子研究家・本間節子さん

     ブレンダーでピュレ状にする。

    画像2: 「いちごのタルト」のつくり方。甘酸っぱいいちごを楽しむザクザクパイ生地とふんわりクリームのお店のようなフルーツタルト/お菓子研究家・本間節子さん

     鍋に移して中火にかけ、とろみがつくまでゴムべらで混ぜながら煮る。粗熱がとれたら冷蔵室で冷やす。

    画像3: 「いちごのタルト」のつくり方。甘酸っぱいいちごを楽しむザクザクパイ生地とふんわりクリームのお店のようなフルーツタルト/お菓子研究家・本間節子さん

    つくり方

    STEP1 パイ生地をつくる

     ボウルに薄力粉、強力粉、和三盆糖、塩を合わせてふるい入れ、バターを加えて小さな粒状になるまでカードで細かく刻む。てのひらでこすり合わせてそぼろ状にする。

     溶き卵に水を加えてよく混ぜ合わせ、に加え、全体に水分がいきわたるまでゴムべらで切るように混ぜる。

     をのし台にのせ、両手で押さえるようにひとつにまとめる。厚さ約3cmの円形にととのえてラップで包み、冷蔵室で1時間以上休ませる。

     を型よりもひと回り大きい円形(厚さ3~4mm)にのばして敷き込み、ラップをして冷蔵室で1時間以上休ませる。

     生地の上に円形にカットしたオーブンペーパーを敷き込み、天板にのせて重石を多めに敷き詰め、180℃のオーブンで20分焼く。重石をはずして170℃に下げて10分焼く。

    STEP2 カスタードクリームをつくる

     バニラビーンズはさやに切り込みを入れて種をしごき出す。ビートグラニュー糖と種を指ですり合わせる。

     ボウルに卵黄との混ぜ合わせたものを入れて泡立て器でしっかり混ぜ、薄力粉をふるい入れて再びしっかり混ぜる。牛乳大さじ1を加えて混ぜる。

     鍋に残りの牛乳とのさやを入れて中火にかけ、小さな泡が出て湯気が立ってきたら火を止める。

     を少しずつ注ぎ入れ、そのつどしっかり混ぜる。万能こし器でこしながら鍋にもどし、泡立て器で混ぜながら弱中火にかける。とろみがついてからも加熱し、クリームが軽くなったら火を止めてバターを加え、ゴムべらで混ぜる。

    10 をボウルに移して表面にぴったりとラップをかけ、粗熱がとれてから冷蔵室で1時間以上冷やす。

    11 10をゴムべらでしっかりほぐし、十分立てにした生クリームを加えてさっとまだらに混ぜる。

    画像1: つくり方

    STEP3 クリームを詰める

    12 空焼きした11を入れ、表面を平らにならす。ふんわりとラップをかけて冷蔵室で1時間以上冷やす。

    画像2: つくり方

    STEP4 いちごを並べる

    13 いちごはよく洗ってペーパータオルで水けを拭き、ヘタを取る。鍋にいちごジャムを入れて弱火にかけ、ゆるくなったら火を止め、いちごをひと粒ずつくぐらせる。

    画像3: つくり方

    memo
    熱いいちごジャムにくぐらせると味がキリッと引き締まり、ほんの少しいちごに火が入ることでなじみがよくなります。

    14 13のいちごを半分に切って12の上に外側から並べる。3切れはさらに半分に切り、切り口を上にしてのせる。

    画像4: つくり方

    15 13の残りのいちごジャムをスプーンでいちごの隙間に注ぎ入れる。冷蔵室で30分以上冷やす。好みで、食べる直前に八分立てにしたトッピング用の生クリームをのせる。

    画像5: つくり方

    memo
    クリームが冷えることで、形崩れしにくく、切りやすくなります。また、いちごはジャムをまとわせないでフレッシュのままをのせても、やさしい味わいでおいしいです。

    画像6: つくり方

    〈撮影/有賀 傑 スタイリング/西﨑弥沙 取材・文/小野奈央子〉

    ※本記事は『おうちで作る お店みたいなフルーツタルト 極上の生地とクリームで季節の果物を味わう』(家の光協会)からの抜粋です。

    『おうちで作る お店みたいなフルーツタルト 極上の生地とクリームで季節の果物を味わう』(本間節子・著/家の光協会・刊)

    画像4: 「いちごのタルト」のつくり方。甘酸っぱいいちごを楽しむザクザクパイ生地とふんわりクリームのお店のようなフルーツタルト/お菓子研究家・本間節子さん

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    ◆季節の果物で楽しむ"お店のような”かわいくておいしい「フルーツタルト」のレシピ本◆

    たっぷり並んだ旬の果物、やさしい味わいのクリーム、サクサクおいしい生地。「組み合わせを考え始めたらきりがない」と朗らかに笑う、本間節子さん。

    今回の本では、お店で売っているようなかわいくておいしいタルトを家庭で楽しめるよう、とっておきのレシピを紹介してくれました。

    本書は、ベーシックな「小麦粉生地」、体にやさしい「米粉生地」、リッチな「パイ生地」の3つの生地をベースに、季節の果物を贅沢に味わうフルーツタルトのレシピ本。

    生地のつくり方、クリームの詰め方、果物の並べ方などをていねいに解説した、初めてでもお店のようなタルトがつくれる1冊です。

    【Contents】
    Part1
    ベーシックなサクサク「小麦粉生地」のタルト
    ・ミックスフルーツのタルト
    ・洋梨のチョコクリームタルト
    ・モンブランのタルト
    ・金柑の焼き込みタルト など

    Part2
    体にやさしいサクホロ「米粉生地」のタルト
    ・いちじくとぶどうのタルト
    ・さくらんぼのチーズクリームタルト
    ・ライムのババロアタルト
    ・さつまいものタルト など

    Part3
    リッチな味わいザクザク「パイ生地」のタルト
    ・レモンのタルト
    ・桃とアールグレイのタルト
    ・かぼちゃのクラフティタルト
    ・焼きりんごの焼き込みタルト など


    本間節子(ほんま・せつこ)
    お菓子研究家、日本茶インストラクター。自宅で少人数制のお菓子教室「atelier h(アトリエ・エイチ)」主宰。季節感と食材の味を大切にした、毎日食べても体にやさしいお菓子を提案している。お菓子に合う飲み物としてお茶にも造詣が深い。雑誌や書籍でのレシピ提案、日本茶イベントや講習会など幅広く活躍している。著書は『甘すぎない、大人の味わい アイスクリーム&シャーベット』(共著・家の光協会)、『季節の果物とケーキ』(主婦の友社)、『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)、『愛されジェラート』(文化出版局)など多数。インスタグラム:@hommatelierh



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