• 食べものはむだなく食べ切る、使い捨てになるものはできるだけ避ける。環境を第一に考えたものを選びつづけ、むだなお金を使わずにすむ暮らしを実践する文筆家・小商店主中村暁野さん。そんな中村さんの、環境にやさしい豊かで楽しい5つの節約術を見せてもらいました。
    (『天然生活』2025年3月号掲載)

    環境にやさしい節約術 01
    いい野菜を丸ごと使う

    友人や地域の農家から、野菜を頂いたり購入したり。お店に並ぶときには取り除かれている外葉も、たっぷりついた状態で手に入ります。

    「なかには、驚くほど大きいものもあるんですよ。新鮮なうちに食べきれない分は、塩もみにして簡単な保存食にすることもあります。大根の皮はきんぴらに、ねぎの青い部分はチヂミに」

    画像: 口に入れるものはできるだけ、新鮮な地元産を選ぶ

    口に入れるものはできるだけ、新鮮な地元産を選ぶ

    画像: 上のお子さんふたりのお弁当をつくるついでに、夫婦の分も

    上のお子さんふたりのお弁当をつくるついでに、夫婦の分も

    環境にやさしい節約術 02
    量り売りを利用する

    外箱、フィルム、ビニールの内袋……意識していないとあれこれ余計なものがついてくるから、買いものはできるだけ、近所の量り売りの店で済ませるそう。

    「海洋プラスチック汚染は、わが家がエシカルな暮らしを始める大きなきっかけにもなった問題。できるだけ、それらを家に入れないように、工夫しつづけています」

    画像: グラノーラ、ドライフルーツ、豆類、洗剤などは地元の「藤野ライトハウス」で購入

    グラノーラ、ドライフルーツ、豆類、洗剤などは地元の「藤野ライトハウス」で購入

    環境にやさしい節約術 03
    お手当てに小豆カイロ

    中村さんが体調をくずしたときに、友人がプレゼントしてくれたのが始まり。

    「小豆だから、どんな場所にもフィットするし、水分を含む小豆からの熱なので、じわじわしっとりと温まるのがいいんです」

    そのやさしい温かさは、“お風呂に入ったような”と形容する人もいるほど。電源などの場所を選ばず、繰り返し使えるのも長所。

    画像: 熱くなりすぎないやさしい温度なので、子どもが触っても危険がないのがうれしい。また、天然素材なので、子どもに使う場合にも安心感がある

    熱くなりすぎないやさしい温度なので、子どもが触っても危険がないのがうれしい。また、天然素材なので、子どもに使う場合にも安心感がある

    環境にやさしい節約術 04
    洗濯の負荷を減らす

    洗濯に使っているのは、ホタテパウダー。

    「強アルカリ性なので、汚れがよく落ちますし、消臭、除菌効果も。洗濯のほか、掃除にも使えるから、あれこれ洗剤を持たずにすみます。兼用できるものを使うのも、節約になるのでは」

    ウールボールは、洗濯乾燥時に入れると、乾きが早くなるので電気代の節約に役立ちます。

    画像: ホタテパウダーは、スプーン1杯で5人家族1回分の洗濯をまかなう

    ホタテパウダーは、スプーン1杯で5人家族1回分の洗濯をまかなう

    画像: ウールボールにアロマを染み込ませて乾燥させれば、洗濯ものからほんのりいい香りが

    ウールボールにアロマを染み込ませて乾燥させれば、洗濯ものからほんのりいい香りが

    環境にやさしい節約術 05
    ごみを出さずに一服

    何気なく使っているティーバッグやコーヒーフィルターも、ぜひ見直しを。

    「ティーバッグはオーガニックコットンでつくられたものを繰り返し使います。コーヒーは、ペーパーを使わずに淹れられる、セラミック製コーヒーフィルター『LOCA』を愛用。とてもおいしく淹れられますよ」

    目が詰まってきたら、ガス火で焼けば復活。

    画像: コーヒー豆も量り売りで購入。ごみを減らす心がけを忘れない

    コーヒー豆も量り売りで購入。ごみを減らす心がけを忘れない



    〈撮影/柳原久子 取材・文/福山雅美〉

    中村暁野(なかむら・あきの)
    「家族」という最小単位の社会から、大きな世界の問題を考えつづけることをライフワークとし、執筆活動を行う。「家族と一年商店」実店舗をJR藤野駅前にオープンしたばかり。
    インスタグラム@non19841120

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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