菜の花のこと

ほろ苦さとみずみずしさが春を告げる菜の花。アブラナ科の植物で、若い花芽と茎、葉を食用にしたもの。冬の終わりから早春に旬を迎えます。
βカロテンやビタミンC、葉酸、カルシウムなどを豊富に含み、寒い季節に不足しがちな栄養を補ってくれるのも魅力。とくにβカロテンは油と合わせることで吸収率が高まり、炒めものやパスタにもぴったりです。
さっとゆでると鮮やかな緑色が際立ち、苦味の奥に甘みが広がる。下ゆでは短時間にして、水にさらしすぎないのが風味を生かすコツ。春の始まりを感じさせる食材です。
菜の花と玉ねぎ、ナッツのサラダのつくり方

食感を生かすため、カシューナッツは最後に加える。菜の花に火を通しすぎないのがポイント。
材料(つくりやすい分量)

| ● 菜の花 | 1束 |
| ● 塩(ゆでる用/仕上げ用) | 少々 |
| ● 玉ねぎ | 1/2個 |
| ● 粒マスタード | 大さじ1 |
| ● オリーブオイル | 大さじ2 |
| ● 味噌 | 小さじ1 |
| ● 米酢 | 大さじ1と1/2 |
| ● 白こしょう | 少々 |
| ● カシューナッツ | 1/3カップ |
つくり方
1 玉ねぎはみじん切りにし、水にさらす。ふきんまたは厚手のペーパータオルに取り、水けをよく絞る。

2 カシューナッツは縦に割り、フライパンでから煎りする。

3 菜の花はかたい部分があれば切り落とし、茎・花・葉の3つの部分に分ける。葉は茎から手でちぎり取り、ひと口大にちぎる。ボウルに移し、塩をひとつまみして少しおき、熱湯をひと回しかけて湯通しする。水けはていねいにおさえる。

4 フライパンにオリーブオイル、粒マスタード、味噌を入れて中火でよく混ぜ合わせる。ふつふつしてきたら米酢を加えて混ぜ、熱々を3に回しかける。


5 玉ねぎを加え、塩をかけ、カシューナッツを半量加えてよくあえる。器に盛り、残りのカシューナッツをかける。


〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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