菜の花としらす干しの卵とじのつくり方

とろみのあるだし汁がやさしい、早春を感じさせるやさしい一品。
材料(つくりやすい分量)

| ● 菜の花 | 1束 |
| ● 塩(菜の花の下ごしらえ用) | 小さじ1/2 |
| ● しらす干し | 1/2カップ |
| ● だし汁 | 1と1/2カップ |
| ● 酒 | 大さじ3 |
| ● 塩 | 小さじ1/2 |
| ● 水溶き片栗粉 | 大さじ1 |
| ● 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
つくり方
1 菜の花は花ぞろえで切り、茎は花側から斜めに切り、根元のかたい部分は切り落とす。それぞれボウルに移し、塩小さじ1/2を加えまぶす。



2 土鍋にだし汁を入れ、沸いたら、酒、塩を加える。塩が溶けたら火を切り、水溶きかたくり粉を鍋底をかき混ぜながら入れて、再び火をつけとろみをつける。

3 ふつふつと湧いてきたら、1の菜の花の茎を入れ、色が変わったら火を止めて葉としらす干しも入れる。


4 卵は食感をなめらかにするためにからざを取って、白身を切るようにしてよく溶く。

5 再び火をつけてしょうゆを入れ、4の卵を高い位置から流し入れる。菜の花の花を加え火を切り、ふたをして蒸らし、お好みの卵のかたさに仕上げ、器に盛る。



菜の花のこと

ほろ苦さとみずみずしさが春を告げる菜の花。アブラナ科の植物で、若い花芽と茎、葉を食用にしたもの。冬の終わりから早春に旬を迎えます。
βカロテンやビタミンC、葉酸、カルシウムなどを豊富に含み、寒い季節に不足しがちな栄養を補ってくれるのも魅力。とくにβカロテンは油と合わせることで吸収率が高まり、炒めものやパスタにもぴったりです。
さっとゆでると鮮やかな緑色が際立ち、苦味の奥に甘みが広がる。下ゆでは短時間にして、水にさらしすぎないのが風味を生かすコツ。春の始まりを感じさせる食材です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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