(『天然生活』2025年5月号掲載)
尾崎さんの「使いやすい冷蔵庫」のマイルール
ガラス容器を使い、ひと目でわかるように
「食堂いちじく」の屋号で、精進料理のおいしさを伝えている尾崎さんの冷蔵庫には、下ごしらえしたゆで野菜や、晩ごはんの残りものの入った、保存容器がずらり。
「残りものって、小皿のままラップをかけて冷蔵庫に入れがちですが、それをすると重ねられないし、何が入っているのかひと目でわからないので、小さなガラスの容器に必ず移し替えています」
ふだんの料理に欠かせない乾物の使いかけはチルドルームへ、しいたけのもどし汁は冷凍に。食生活の豊かさを支える冷蔵庫です。

冷蔵庫内の上1段目は発酵食品で、味噌などの日持ちするものは奥へ、納豆などすぐ食べるものは手前へ置くことに。2段目はすぐ使う肉や魚を置くためにあけている。3~4段目はガラスの保存容器が2個重ねられる高さに調整
1.チルドルームに袋もの
「袋ものの使いかけは野菜室に入れがちですが、広くて深いから迷子になりやすいですよね」と、チルドルームを活用。
すぐ使う肉や魚はしまい込まず、庫内の2段目に。

2.冷凍ごはんをストック
炊飯器のない尾崎家では、鍋で炊いたごはんのストックが欠かせない。
冷凍庫内をケースで区切り、冷凍ごはん用の場所を確保している。古いものが上にくるようにしまう。

3.ペットボトルで汁もの冷凍
料理に奥行きをつけるしいたけのもどし汁、鶏ガラスープ、ゆずのしぼり汁などは、冷凍しておくと便利。
使うときは常温に置き、溶けた分だけ料理に入れれば少しずつ使える。

〈撮影/近藤沙菜 構成・文/石川理恵〉
尾崎史江(おざき・ふみえ)
お寺にて精進料理に携わり、旬の野菜のおいしさや乾物の滋味深さに魅了される。レシピやメニュー開発、出張料理、料理教室などを通し、体にやさしく満足感のある料理を伝えている。著書に『食堂いちじくの精進おつまみ』(主婦と生活社)、『食堂いちじくの精進おかず』(東京書籍)ほか。
インスタグラム@shokudo_ichijiku
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです




