• 年を重ねると、以前より強く体の不調を意識する機会が増えます。「老化」とあきらめがちですが、日々の食事で改善できるかもしれません。消化器内科医で美腸・美肌評論家の工藤あきさんに、「太りやすくむくみやすい」体質の人におすすめの老けない食べ方を教えてもらいました。
    (『天然生活』2025年6月号掲載)

    老けない食べ方で体質改善

    40代も半ばを過ぎると、「消化力が落ちた」「昔より太りやすくなった」「しわが増えた」といった不調を感じる人が増えてきます。それを「年だから仕方ない」と考える人も少なくありません。

    「『体質的な症状だから治らない』と割り切る人も多いですが、実は食材の選び方や食べ方次第で、そういった不調が改善されたりすることも。また『老化は止まらない』と思いがちですが、日々何を食べるかで老化のスピードも格段に変わります」

    太りやすくむくみやすい体質の人に
    おすすめの食べ方

    水分をためず、めぐりをよくするのが鍵。毎日の食事は塩分を控えめに。

    〈自覚症状〉
    食べる量は同じなのに太る
    夕方になると足がパンパンに
    飲んだ翌日にむくむ

    1.お酒のおつまみは塩分控えめなものに

    お酒に合わせると、料理がどうしても塩分過多になりがち。おつまみも野菜や豆類などを中心に、味つけも薄めを心がけましょう。

    画像: 1.お酒のおつまみは塩分控えめなものに

    2.炭水化物を最後に食べる

    炭水化物は体内に水分をためる性質があるので食べすぎには注意。

    イラストの1~3の順番のように、食事の最後に食べる「カーボラスト」にすると、血糖値の急上昇を防ぎ、食事の満足感が増します。

    画像: 2.炭水化物を最後に食べる

    3.朝コップ1杯の水&ちょこちょこ飲む

    水分が不足すると血液やリンパ液のめぐりが悪くなるので、ふだん飲んでいる量に加え、さらにコップ1杯分の水を飲んでみて。

    画像: 3.朝コップ1杯の水&ちょこちょこ飲む

    4.腹八分で、ゆっくり食べる

    腹八分目を心がけ、ゆっくり食べることも大切です。

    画像: 4.腹八分で、ゆっくり食べる


    〈監修/工藤あき 取材・文/田中のり子 イラスト/カトウミナエ〉

    工藤あき(くどう・あき)
    消化器内科医、美腸・美肌評論家。一般内科の臨床医として働くほか、腸活×菌活を生かしたダイエット・美肌・エイジングケア治療にも力を注ぐ。その美肌から「むき卵肌ドクター」の愛称も。著書に『体が整う 水曜日の漢方』(大和書房)、『老けない人が食べているもの』(アスコム)など。2児の母。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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