• 渡仏歴30回以上! パリを知り尽くした「カフェロッタ」元オーナー・エッセイストの桜井かおりさんが旅行者の目線で楽しむ、リアルなパリ旅案内。パリの旅が決まったら、まずは出発準備からうんと楽しみましょう。桜井さんにパリの宿泊先でおすすめの「キッチン付きアパートメント」について教えていただきました。
    (『パリを持って帰ろう』より)

    パリの「キッチン付きアパートメント」のすすめ

    パリに旅に行くなら、おいしいバターやチーズを帰国日まで冷蔵保存できるキッチン付きのアパートメントをおすすめします(ホテルは冷蔵庫がほぼないと思っておいた方がいいでしょう。要確認)。

    毎晩外食は胃とお財布がひぃ~って悲鳴をあげます。自炊は体調管理もできるし、食費もぐーんと抑えられるのでメリットがたくさん。

    画像: この日のおやつは「Pleincœur/プランクール」のクイニー・オ・ポム(りんごのお菓子)

    この日のおやつは「Pleincœur/プランクール」のクイニー・オ・ポム(りんごのお菓子)

    アパートメントを選ぶときの重要ポイント

    ● キッチンの有無、冷蔵庫(冷凍庫)の有無
    ● エレベーターの有無
    ● 安心安全な場所か(駅近必須)
    ● 最後のチェックポイントは内装

    わたしは「Citadines/シタディーン*」一辺倒です(パリに何軒もあるので、エリアは旅の目的や予算でチョイス)。

    *Citadines
    キャピタランド社傘下のアスコット社がグローバルに展開する、キッチンや洗濯機などを備えた「暮らすように滞在できる」サービスアパートメントホテル

    画像: アパートメントを選ぶときの重要ポイント

    ほかも体験してみようと2024年は日本人が経営しているアパートメントに滞在。2025年はエリアと内装が気に入ったアパートメントに滞在。初めて「Airbnb/エアビーアンドビー(通称エアビー)」を利用しました。

    それぞれのメリットデメリットは……。

    日本人経営のアパートメント

    予約から入室の際のカギの受け渡しやチェックアウトまで日本語が通じるからスムーズで不安がいっさいない。ただ料金は少々高めかな? まっ、安心料ですね。

    Airbnbでアパートメントを探す

    予約はアプリで簡単にできます。キッチンの有無(冷蔵庫はあるか?)、エレベーターの有無、場所は安全で便利で、そして内装は好みか? 評価や口コミも参考にしてあれこれ探すのはとても楽しい。

    ただここで気をつけないといけないのが「エレベーターあり」の物件でも、そのエレベーターが小さいのなんのって。人間が1人しか乗れない大きさの場合が多々あるのです。

    わたしのようにスーツケースが3個もある場合どうすんだー?(汗)となりました。

    そしてその小さなエレベーターは1週間の滞在中に故障で2回止まったっけ。どうやらこれは建物が古いパリではあるあるらしいの。どうか帰国日にエレベーターが止まりませんようにと祈りました。

    オーナーさんが一緒に暮らしていない場合はチェックアウトのあと、空港に向かう時間までスーツケースを預かってもらえるのか要確認です。

    画像: ラスパイユのBIOマルシェで買った、お気に入りの焼き菓子をお部屋で

    ラスパイユのBIOマルシェで買った、お気に入りの焼き菓子をお部屋で

    体験してみて思ったこと

    アパートメントホテルの「Citadines」は、エレベーター問題なし、チェックイン・チェックアウトの際の言葉問題なし、フロントには常にスタッフがいるから何かと安心、チェックアウト後のスーツケースも預かってもらえるし、空港までのタクシーの手配もお願いできる。

    インテリアは……しゃれてはいないけど広さはまぁまぁある。

    そして冷暖房完備。初めてのパリだったら、夜ご飯もお部屋で緊張せず自分のペースで食べられるアパートメントホテルに滞在することをおすすめします。

    あと、年齢を重ねている方もあらゆる面できっと安心でしょう。

    画像: スーツケースはリモワを愛用!

    スーツケースはリモワを愛用!

    本記事は『パリを持って帰ろう』(扶桑社)からの抜粋です



    桜井かおり(さくらい・かおり)
    エッセイスト。大手損害保険会社勤務を経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が訪れる。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物の老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行うほか、61歳からパリツアーを再開して大好評。「楽しみは見つけるもの」などをテーマに、全国各地で講演会も行う。著書に『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』『マダム・ロッタとパリ行かない?』(すべて旭屋出版刊)がある。天然生活webでは「桜井かおりの雑記帖“楽しみは見つけるもの”」を連載中。

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    『パリを持って帰ろう』(桜井かおり・著/扶桑社)|amazon.co.jp

    『パリを持って帰ろう』(桜井かおり・著/扶桑社)

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    渡仏歴30回以上。旅行者の目線で楽しむ、最新パリ旅案内
    渡仏歴30回以上、パリを知り尽くした「カフェロッタ」元オーナーでエッセイストの桜井かおりさん。60歳を過ぎて、旅の楽しみ方も少しずつ変化しているといいます。パリに行くと毎回買って帰るもの(持って帰るために日本から持っていくもの)、季節で楽しみにしているもの、お気に入りのカフェやクロワッサン、必ず行くマルシェ、機内を快適に過ごすための工夫、防犯対策、トイレ事情など、桜井さんのリアルなパリ旅を、1冊にまとめました。
    桜井さんが撮影したパリの写真は、温かく、やさしい。ページをめくるだけで、しあわせな妄想パリ旅行が楽しめます。そして、きっと、読んでいるうちにパリ旅行がしたくなるはずです。行く前も、帰ってからも、どこにいてもパリを感じられる、「パリを持ち帰る」ための、新しいパリ旅ガイドです。



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