花やアート、古道具を飾りながら、余白のある空間を楽しむin-kyo店主・長谷川ちえさん。ものを減らしたからこそ引き立つ、静かで豊かな暮らしを教わりました。
(『天然生活』2025年7月号掲載)
(『天然生活』2025年7月号掲載)
余白を生むルール
余白に絵や花、写真を飾り楽しむ
「ものをたくさん持つより、余白を眺めながら過ごす時間のほうが大切になった」と話す、in-kyo店主の長谷川ちえさん。
福島・三春の住まいでは、花やアート、古道具をさりげなく飾りながら、余白のある空間を楽しんでいます。
白い面がただ続くより、何かを飾ることで余白の心地よさがより際立つ様子。
友人が手掛けるアートや季節の花、古道具などが、暮らしを彩ります。
写真やアートを「窓」のように楽しむ


「友人の写真家・萬田康文さんの言葉の受け売りですが、暮らしに絵や写真があるだけで、窓が開かれるような気がします」
上は玄関に飾った萬田さんの、左は素描家・shunshunさんの作品。どちらも「in-kyo」で展示したもの。
壁の余白に花を生ける


さりげなく飾られた花や植物が、季節感を演出。
右は陶芸家・五月女寛さんの花入れ、左は「F/style」のシナ縄の花かご。
飾る植物は、庭や周囲の山から摘んだものがほとんど。
書斎の棚にもアートを飾る


つくりつけのテーブルと本棚が並んだコンパクトな「こもれる」書斎。
当初はデスク側の棚も本を置く予定だったけど、お気に入りの古道具や小さなアートを飾るスペースに。
意外な組み合わせに、ディスプレイセンスが光る。
<撮影/星 亘 取材・文/田中のり子>
長谷川ちえ(はせがわ・ちえ)
エッセイストとして活躍しながら、2007年東京・蔵前に生活道具を扱うお店「in-kyo」をオープン。2016年福島県三春町に移住・移転。夫と2匹の猫スイ・モクと一緒に暮らす。著書に『三春タイムズ』(信陽堂)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



