• お気に入りの布だからこそ、残ったはぎれもなかなか手放せないもの。引き出しで眠ったままのはぎれたちを、毎日の暮らしになじむ布小物へと生まれ変わらせてみませんか。今回、布作家不動美穂さんに教えてもらうのは、やわらかな光を通す「カフェカーテン」。梅雨から夏へ向かう季節の窓辺を、涼やかにしてくれます。はぎれを組み合わせながら、手づくりの時間を楽しんでください。

    やさしい明るさを運んでくれるカフェカーテン

    窓辺にかけたカフェカーテンは、雨の日が続く梅雨の時季にも、部屋にやさしい明るさを運んでくれます。夏には日差しをやわらげながら、風を通してくれるのも魅力。

    今回は、生成りの綿麻をベースに、緑のチェック柄、ドット柄、無地のはぎれを合わせ、さわやかで涼しげな雰囲気に仕上げました。

    画像: どんよりした天気の日も明るい気持ちに。キッチンのほか、リビングや洗面所の小窓にも

    どんよりした天気の日も明るい気持ちに。キッチンのほか、リビングや洗面所の小窓にも

    「生成りの綿麻生地を広く取ることで、キッチンになじみやすく、それでいてほどよいアクセントになるようにしました。柄布の面積が多すぎると、印象が強くなりすぎることもあるので、キッチンの色合いとのバランスをみながら、はぎれを選んでみてください」

    今回は、光がきれいに透けるように、あえて裏布をつけていません。

    「縫いしろは“くるみ縫い”で始末し、目立たないようにしています。プロセスを見ながら、ぜひ挑戦してみてください」

    はぎれで楽しむ布小物
    カフェカーテンのつくり方

    画像: はぎれで楽しむ布小物 カフェカーテンのつくり方

    仕上がりサイズ(1枚分)

    縦41×横53cm

    材料

    【表布A】緑のドット柄のコットン(縦21×横8cm)1枚
    【表布B】緑の綿麻(縦18×横8cm)1枚
    【表布C】生成りの綿麻(縦34×横54cm)1枚
    【表布D】緑のチェック柄のコットン(縦16×横57cm)1枚

    *縫いしろは、“くるみ縫い”でくるむ布は3cm、くるまれる布は2cm、周囲4辺は2cm、それ以外は1cmです。

    *縫い目がわかりやすいように赤い糸を使用していますが、実際は布に合った目立たない色の糸を使用してください。

    つくり方

     布を裁つ。

    画像: 布を裁つ

    布を裁つ

     AとBを写真のように1cm内側にずらしてまち針でとめ、中表に縫い合わせる。

    画像1: 1cmずらしてまち針でとめたところ

    1cmずらしてまち針でとめたところ

    画像1: 縫ったところ

    縫ったところ

     くるみ縫いをする。Aの縫いしろでBをくるみ、もう一度たたむ。重なった縫いしろの上を縫う。

    画像: Aの縫いしろでBをくるむ

    Aの縫いしろでBをくるむ

    画像: もう一度たたんでまち針でとめる

    もう一度たたんでまち針でとめる

    画像2: 縫ったところ

    縫ったところ

     CとAB(1cm内側にずらしてまち針でとめる)を中表に縫い合わせる。と同じ手順でくるみ縫いする。

    画像: Cで縫いしろをくるみ、もう一度たたみ、まち針でとめたところ

    Cで縫いしろをくるみ、もう一度たたみ、まち針でとめたところ

    画像3: 縫ったところ

    縫ったところ

     DとABC(1cm内側にずらしてまち針でとめる)を中表に縫い合わせる。と同じ手順でくるみ縫いする。

    画像2: 1cmずらしてまち針でとめたところ

    1cmずらしてまち針でとめたところ

    画像4: 縫ったところ

    縫ったところ

    画像: Dの縫いしろをくるみ、もう一度たたみ、まち針でとめたところ

    Dの縫いしろをくるみ、もう一度たたみ、まち針でとめたところ

    画像5: 縫ったところ

    縫ったところ

     4辺をそれぞれ三つ折りしてアイロンをかけて縫う。

    画像: 三つ折りしてアイロンをかける

    三つ折りしてアイロンをかける

    画像: 縫って完成

    縫って完成

    * * *

    ▼季節で楽しむ“はぎれの布小物”のつくり方はこちら



    〈撮影/星 亘 取材・文/飯作紫乃〉

    不動美穂(ふどう・みほ)

    画像: つくり方

    布作家。障がい者就労支援事業所勤務。利用者さんたちと一緒に布小物を制作。個人の活動では、約25年前より鍋つかみをはじめとするシンプルな布小物を制作、販売。東京・小金井の「環境楽習館」、西荻窪の「tsugumi」で作品を取り扱い中。また、イベントなどにも出店。2025年11月からは、東京・東久留米市に「道具屋fudō」をオープン。物販スペースで布小物を販売するほか、月1~2回のモーニングや柳久保小麦などを使用した手打ちうどんも人気で、地元の方々の憩いの場として愛されている。
    インスタグラム@m.fudo(不動美穂)/@find__the__treasure(道具屋fudō)



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