• 名門紅茶店で修行を重ね、チャイ専門店を営む「ミミロータス」の吉池浩美さんにお茶時間の楽しみ方とおいしいアレンジレシピをお聞きしました。
    (『天然生活』2025年7月号掲載)

    チャイは出会いを膨らませてくれる存在

    長野県でチャイと焼き菓子の店「ミミロータス」を営む吉池浩美さん。吉池さんにとってチャイとは、おいしさとともに「出会いを膨らませてくれる存在」だとか。

    「チャイの味はもちろん好きですが、それと同じくらい『チャイを囲む風景』が、私は好きなのだと思います。だれかとゆっくり話をしたいとき、話すことはなくてもただ、一緒にいたいとき。彼の地の人々のように、お気に入りのチャイをはさんでのんびりと時間をすごすことそのものが、一番の幸せかもしれません」

    チャイのアレンジレシピ1
    「ローズとブラックペッパーのチャイ」のつくり方

    混ぜて花びらごといただくぜいたくで魅惑的な一杯。

    画像: チャイのアレンジレシピ1 「ローズとブラックペッパーのチャイ」のつくり方

    材料(2杯分)

    ● 紅茶6~7g
    ● 水120mL
    ● 低温殺菌牛乳250mL
    ● きび砂糖小さじ3
    ● ローズペタル(ばらの花びら)2つまみ
    ● ブラックペッパー2~3粒

    下準備
    ブラックペッパーはマッシャーかすりこ木で細かくつぶしておく。
    グラスやカップに砂糖を半量ずつ入れておく。

    つくり方

     小鍋に水と紅茶の茶葉を入れ、1分半〜2分強火にかける。しっかりと茶葉が開いたら強火のまま牛乳を注ぎ、おたまなどで大きく全体をかき混ぜて空気を含ませながら加熱する。

     ふきこぼれる手前で火を弱め、1分半〜2分さらに混ぜながら煮出していく。全体に色が出てきたら再び強火にし、ふきこぼれる直前で火を止める。砂糖を入れた容器に茶こしを乗せ、注ぎ入れる。

     の上からブラックペッパーを半量ずつ散らし入れ、ローズペタルをひとつまみずつ乗せてできあがり。ティースプーンで混ぜながら、花びらごといただく。

    チャイのアレンジレシピ2
    「カルダモン・レモンチャイ」のつくり方

    鼻をくすぐるレモンの香りに爽快なカルダモンが寄り添って。

    画像: チャイのアレンジレシピ2 「カルダモン・レモンチャイ」のつくり方

    材料(2杯分)

    ● 紅茶6~7g
    ● 水120mL
    ● 低温殺菌牛乳250mL
    ● きび砂糖小さじ3
    ● カルダモン5~6粒
    ● レモンの皮(農薬不使用のもの)2cm角2枚

    下準備
    カルダモンは割って中身を出し、スパイスマッシャーまたはすりこ木で細かくつぶしておく。
    グラスやカップに砂糖を半量ずつ入れておく。

    つくり方

     小鍋に水と茶葉、カルダモンを分量の半分入れ、1分半~2分強火にかける。しっかりと茶葉が開いたら強火のまま牛乳を注ぎ、おたまなどで大きく全体をかき混ぜて空気を含ませながら加熱する。

     ふきこぼれる手前で火を弱め、1分半〜2分さらに混ぜながら煮出していく。全体に色が出てきたら再び強火にし、ふきこぼれる直前で火を止める。砂糖を入れた容器に茶こしを乗せ、注ぎ入れる。

     レモンの皮を折り曲げ、香りを立たせてから各グラスに乗せ、残りのカルダモンを半量ずつ散らしてできあがり。

    * * *



    〈撮影/阿部 健 取材・文/玉木美企子〉

    吉池浩美(よしいけ・ひろみ)
    中学時代にネパールを訪れ、チャイと出合う。自由学園を卒業後、紅茶専門店「ディンブラ」にて故・磯淵猛に師事したのち独立。2021年に故郷の長野でチャイと焼き菓子の店「mimiLotus(ミミロータス)」を開業。ネパール各地でチャイをふるまう旅も続けている。著書に『旅のち、チャイ』(婦人之友社)。インスタグラム@mimi.lotus

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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