※本記事は、ライター・玉木美企子さんの第一エッセイ/俳句集『蝸牛の虫干し』刊行記念お話し会(2026年2月、still room.MEにて開催)の内容を基に構成しています。
人生の最終コーナーは、「醸造」から「蒸留」へ

――薬草の世界から得た知恵や、日々の情景が降り積り、胸の内で熟成している。そしてそれが磨かれ、言葉として現れるんですね。萩尾さんが以前、「醸造の時代から蒸留の時代へ」と話されていたことにも通じるように思います。
萩尾 そうね、いろいろな経験を蓄えては発酵させていた「醸造」の日々を経て、私は蓼科ではそれらを昇華させていく「蒸留」をしているのでは、と感じています。
もちろん、ハーブのブレンドが織りなす「雑なる味わい」や、ゆっくりと醸造させたワインはいまも大好き。けれど、人生に最終コーナーがあるとしたら、透明な一滴を、少しずつ集めるような「蒸留」をして過ごしたいな、と思っています。ひょっとしたら言葉での表現にも、それが現れているのかもしれません。
〈取材・文/玉木美企子 写真/古厩志帆〉
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々ショップという場から植物の豊かさを伝えることを喜びとする。著書に、『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)など。
* * *
![▶コスメやサプリがそろう通販『iHerb』秋のおすすめケアアイテム10選。愛用歴10年の40代編集部スタッフが選ぶ、愛用品といま買いたいもの[PR]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/portal/16777413/rc/2026/09/18/4096e7f772ccf6e8dd87b9515afeb49796453c3e.jpg)
▶最大30%OFF!コスメやサプリがそろう通販『iHerb』秋のおすすめケアアイテム10選。愛用歴10年の40代編集部スタッフが選ぶ、愛用品といま買いたいもの[PR]
![▶福島・安達太良山の麓で“極上米”を育む農家を訪ねて。「子どもたちにおいしいお米を」自然豊かな大玉村で米づくりに励むママたちの想い[PR]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/portal/16777413/rc/2026/09/25/5984929b82a4df767a7248f9b50e2061170e7bfa.jpg)
▶福島・安達太良山の麓で“極上米”を育む農家を訪ねて。「子どもたちにおいしいお米を」自然豊かな大玉村で米づくりに励むママたちの想い[PR]

▶秋の味覚「さつまいも」の絶品レシピ15選|10月のおすすめ記事

▶おすすめ「せいろ蒸し」レシピ15選|9月のおすすめ記事




