• 食欲が落ちがちな季節にうれしいのは、さらりと涼やかに味わえる一杯です。料理研究家で栄養士の今泉久美さんに、疲労回復におすすめのとうもろこし入り豚汁のつくり方を教えてもらいました。夏特有の不調に働きかける、栄養たっぷりで口あたりのよいスープをどうぞ。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    疲労回復におすすめ
    「とうもろこし入り豚汁」のつくり方

    画像: 疲労回復におすすめ 「とうもろこし入り豚汁」のつくり方

    タンパク質いっぱいの豚汁に、ビタミン豊富なとうもろこしを。

    夏バテ予防に働きかける栄養補給のポイント

    【疲労回復】

    疲れをとるならビタミンB群を意識して。雑穀類、ナッツ類、ごま、豚肉や牛肉などにはビタミンB1が、牛乳や豆類、豚肉などにはビタミンB2が、脂肪の少ない赤身肉や鶏肉、かつお、バナナやアボカドにはビタミンB6が多く含まれます。また、鶏むね肉やかつおに多く含まれるイミダペプチドも疲労回復に高い効果があるとされます。

    材料(1人分)

    ● ゆでとうもろこし1/2本
    ● 豚もも薄切り肉(または豚赤身切り落とし肉)60g
    ● 厚揚げ1/3枚
    ● 玉ねぎ1/2個(100g)
    ● だし汁1と1/2カップ
    ● 味噌大さじ1強
    ● 酒大さじ1
    ● 青ねぎ(小口切り)適量
    ● 七味とうがらし少々
    ● サラダ油大さじ1/2

    つくり方

     とうもろこしは包丁で実を削り取る。軸に残った胚芽部分はスプーンでこそげ取る。

     玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。豚肉は2cm幅に切って酒をまぶす。厚揚げは熱湯をかけて油抜きし、ひと口大に切る。

     小鍋にサラダ油を中火で熱し、の玉ねぎを炒める。だし汁を注いで煮立て、豚肉をほぐしながら加える。出てきたあくを取り除き、厚揚げを加えてふたをして2分ほど煮る。

     玉ねぎがやわらかくなったら、のとうもろこしと胚芽部分も一緒に加え、味噌を溶き入れる。再び煮立ったら器によそい、青ねぎをのせ、七味とうがらしをふる。



    〈料理/今泉久美 撮影/林 紘輝 取材・文/福山雅美 スタイリング/竹内万貴〉

    今泉久美(いまいずみ・くみ)
    料理研究家・栄養士。女子栄養大学を卒業し、現在は同大学栄養クリニック特別講師も務める。おいしさに加え、栄養学の視点も考慮したレシピが好評。著書に『栄養士が食べている作りおき献立』(文化出版局)など。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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