• 生きづらさを抱えながら、自傷、自殺未遂、依存症、摂食障害、心の病と闘っていた咲セリさん。不治の病を抱える1匹の猫と出会い、その人生が少しずつ、変化していきます。生きづらい世界のなかで、猫が教えてくれたこと。猫と人がともに支えあって生きる、ひとつの物語が始まります。100円ショップのファンデーションスポンジでつくるおもちゃなど、猫が夢中になった身近な遊び道具を紹介します。

    身近なものでつくれる、猫のおもちゃや便利グッズ

    ファンデーションスポンジの猫じゃらし

    100円ショップなどで買えるファンデーションスポンジにひもをつけるだけ。軽くてやわらかく、床にも猫にもやさしいおもちゃになります。ひもは誤飲の危険があるので、遊ぶときだけ出し、終わったら必ず片づけます。

    段ボールの秘密基地

    通販などで届いた段ボールは、すぐ捨てずに少しだけ猫用に。横に穴を開けたり、上に布をかけたりすると、隠れ家になります。

    丸めた紙のボール

    チラシや包装紙を軽く丸めるだけで、よく転がるおもちゃになります。音がする紙を好む子もいます。ただし、食べてしまう子には向かないので、様子を見ながら使います。

    トイレットペーパーの芯のおやつ探し

    芯のなかに小さなおやつ(カリカリを数粒など)を入れ、両端を少し折ります。(穴を開けてもグッドです)。転がしたり、前足で触ったりしながらおやつを探す遊びになります。

    古いタオルの寝床

    使い古したタオルやブランケットをたたんで、窓辺や棚の上に置くだけで、猫専用のくつろぎ場所になります。洗いやすいので、抜け毛や汚れが気になる季節にも便利です。

    紙袋のトンネル

    持ち手のひもは必ず切ってから、横向きに置きます。なかに入ったり、外からちょっかいを出したり、猫にとっては楽しい遊び場になります。

    空き箱の爪とぎカバー

    市販の爪とぎのまわりに浅い箱を置くと、削りカスが散らばりにくくなります。猫が入りやすいサイズの箱を選ぶと、そのままくつろぎ場所にもなります。

      

    猫との暮らしは、特別なものをたくさん用意することよりも、身近なもののなかに小さな楽しみを見つけることなのかもしれません。

    猫が喜ぶ顔を思い浮かべながら、少し手を動かしてみる。その時間もまた、猫と一緒に暮らす楽しみのひとつですね。

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    画像: 空き箱の爪とぎカバー

    咲セリ(さき・せり)
    1979年生まれ、大阪在住。作家、家族療法カウンセラー。夫と10匹の元保護猫と暮らす。心の病や生きづらさを抱えるなか、不治の病をもつ一匹の猫との出会いをきっかけに、「命は、生きているだけで愛おしい」ということを知る。以来、生きづらさのなかにある小さな希望を、ノンフィクションや小説、エッセイに綴りつつ、NHKの福祉番組への出演、全国での講演などでも活動。主な著書に、『死にたいままで生きています』(ポプラ社)、『それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日』(KADOKAWA)など。

    note:https://note.com/sakiseri

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