• 朝は真夏でも比較的涼しい時間。この時間をいかに有意義に過ごすか、それが午後からの自分を助けてくれます。料理作家・豊村 薫さんに、「朝の楽しみ」を聞きました。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

    太陽とともに起き、朝の時間を楽しむ健やかな暮らし

    8年ほど前に東京から故郷の岩手に戻り、地元の宮大工が建てた日本家屋で暮らしている豊村薫さん。

    旧暦に沿った生活や月のリズムを大切にし、朝は太陽とともに起きるのが基本です。

    「朝日が一番に届く部屋にベッドを置き、カーテンはレースのものだけ。夏は4時半ごろから太陽を浴びて、鳥の声など自然の音で心と体を満たします」

    井戸水を鉄瓶で沸かした白湯を飲み、体がすっかり目覚めたら、神棚と仏壇の世話や、さっと掃除を。朝食は手づくりの甘酒と季節の果物を使ったジュースです。

    「朝のうちに体を動かして、ちょっとした常備菜もつくっておきます。そして夕方から好きなお酒をゆっくりと楽しんでいます」

    朝の楽しみ
    朝食は甘酒と季節の果物で

    地元の麹屋の米麹とごはんで甘酒を手づくりするのが、豊村家の昔からの習わし。

    「甘酒は自然な甘さが心地よく、そのままでも、お湯や炭酸で割ってもおいしいです。甘酒と無糖のヨーグルト、季節の果物や野菜でつくるジュースが朝食の定番。今日はトマトとオーガニックのバナナです」

    画像: 朝の楽しみ 朝食は甘酒と季節の果物で


    〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/増本幸恵〉

    豊村 薫(とよむら・かおり)
    国際中医薬膳師。岩手県一関市在住。薫風農園主宰。「やさしい料理はきれいをつくる」をテーマに、無添加・無化学調味料・無電子レンジ料理を発信。
    https://kunpu-noen.com



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