• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「夏野菜のしょうゆ漬け」のお話。塩もみや下ゆで不要、切って漬けるだけで味がしみしみなしょうゆ漬けに仕上がります。

    切って漬けるだけ、簡単しょうゆ漬け

    こまめに野菜がとれる常備菜は、毎日のごはんにちょっとしたゆとりと安心をもたらします。

    今回は野菜を切って、そのままたれにつけ込む簡単な「しょうゆ漬け」のご紹介です。暑さや湿気で食欲も落ちる季節なので、あえてしっかり味にしました。

    極力手間を省くために、塩もみや下ゆでの工程を省き、切った野菜をそのままつけ込みます。使いきれずにしなしなになる手前の野菜や、少しだけ余った野菜の切れ端など、食べやすい大きさに切ってたれに加えるだけで完成です。

    今回は保存容器を使ったので、途中何度か野菜を混ぜて味を均一にしています。ジッパー付き保存袋を使えば、混ぜる作業が少し簡単になります。

    いずれの場合も、野菜に力を加えずやさしく混ぜてください。形や食感を残した方がおいしく仕上がります。

    この形と食感を残せるのが、塩もみや下ゆでをしないよさでもあります。とくに、にんじんや大根などを使えばしっかりと食感が残ります。

    画像: 切って漬けるだけ、簡単しょうゆ漬け

    そうめんやお茶漬けのアクセントにも

    使う野菜はなすやきゅうりのほか、同じ夏野菜のズッキーニやおくらなどもおすすめです。少し辛味を足したい場合は、種を取った鷹の爪を1本入れてください。

    つけ込み時間は最短で3時間、そのまま冷蔵保存で4~5日持ちます。ただし味が濃くなるので、2日目以降はたれと野菜を別に保存するのがおすすめです。

    たれはオリーブオイルを足すとドレッシングとしても使えます。

    味がしっかりしているので、単調な味のそうめんやお茶漬けのアクセントするのもおすすめです。ぜひご活用ください。

    「夏野菜のしょうゆ漬け」のつくり方

    画像: 「夏野菜のしょうゆ漬け」のつくり方

    材料(1人分)

    ● きゅうり2本
    ● なす1本
    ● みょうが2本
    ● にんじん1/2本
    ● しょうが1片
    A〈たれ〉
    ・しょうゆ、酢各大さじ2
    ・オイスターソース、砂糖、ごま油各大さじ1
    ・塩小さじ1
    画像: 材料(1人分)

    つくり方

     きゅうり、なす、みょうがは3mm程度の斜め切りにする。にんじんは皮をむいて薄めの斜め切りにして、しょうがは細切りにする。

    画像1: つくり方

     保存容器またはジッパー付き保存袋にAのたれを用意して、切った野菜をつけ込む。

    画像2: つくり方

     途中何度か全体を混ぜ、3時間ほど冷蔵庫でなじませたら食べごろ。

    画像3: つくり方

    *冷蔵庫で4~5日間保存可能



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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