• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。仕込んでいた梅にカビが生え、梅シロップ用の青梅も熟しすぎてしまった白鳥さん。失敗続きの梅仕事から、思いがけない学びを得ました。

    失敗続きの梅仕事と、夏野菜で乗り切る暑い夏

    そろそろ仕込んでいた梅を干すかな! と、ルンルンでジッパー付き保存袋をのぞいたら、なんとふたつ仕込んでいた片方の保存袋に白いカビが生えているではないですか!

    え、え、まだ大丈夫だよね。え、でも梅酢全体に広がっている可能性があるわ......え、え、誰か助けて。ヘルプミー! と、毎度おなじみチャットGPTに意見を求めたら、「くみちゃん、それは全体にカビが広がっている可能性があるから、残念だけど廃棄したほうが安全だよ。保存袋でつくる場合はそこに気をつけるのがポイントなんだよね。」と、至極真っ当な返答が返ってきて、「もっと寄り添った答えにしてよー!」と、相手がAIなのをいいことに、わがままな反応をしてしまいました。

    あと数日早ければ助かったかもしれない。あのとき、どうして私は干してしまわなかったんだ。過去の自分を責めました。

    去年の成功体験があったから、いけるっしょ! という気の緩みがありました。慢心がこの失敗を招いたのです。

    ああ、ごめんよ。梅干しちゃん。

    画像1: 失敗続きの梅仕事と、夏野菜で乗り切る暑い夏

    でも1キロを半分にして2つの袋に分けて仕込んでいたので、半分は助かりました。あの時、半分ずつ仕込もうと決めた私にサンキュー。

    そして、かろうじて助かった梅干したちをベランダに干しました。太陽を浴びておいしくなっておくれよ。

    梅仕事で実はもうひとつ失敗してることがありまして。娘と梅シロップを漬けようと思っていた青梅が、忙しさにかまけて放置していたら、完熟を越して腐りかけていました。

    もう、これはジャムにするしかない。と、予定ではない梅ジャムをつくることにしました。初めてつくりましたが、甘酸っぱくておいしくて、これは夏にうってつけです。ヨーグルトにかけてすぐになくなる予感です。

    画像2: 失敗続きの梅仕事と、夏野菜で乗り切る暑い夏

    失敗を失敗で終わらせるか、成功ってことにして納得させるか。

    梅仕事には、人生の酸いや甘いの学びがあるんだわ、梅だけに。と、悟りを開きそうになりました。

    カビとの戦いは暑さと湿気との戦いでもありますね。身体もどんどんバテているのが分かります。

    先日、お仕事で野菜の収穫体験をさせて頂きまして、その夏野菜たちをたくさん使って料理をしました。

    もう台所の熱気にもやられてしまいますので、簡単なものばかり。グリルに入れておくだけの、「夏野菜のじゅうじゅう焼き」「とろろそばの夏野菜添え」です。

    画像3: 失敗続きの梅仕事と、夏野菜で乗り切る暑い夏

    おや、これは。料理名つけるといっちょまえな感じがしていいですね。これで夏バテに対抗します。

    ああ、それにしても梅干しが......まだ言ってるよ。なかなか悔しい体験をしました。これがベテランさんだったら、「うぬぬ。この暑さは例年とは違うぞ。そろそろ干しどき!」と季節の流れを読んで判断できるんでしょうね。

    AIに頼るのもいいけれど、五感を使って、自分の肌感で色々判断できるように歳を重ねていきたいものだわ。と思った7月の出来事でした。



    画像4: 失敗続きの梅仕事と、夏野菜で乗り切る暑い夏

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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