• ていねいな文字で書かれたひと言からは、思いやりや誠実さが自然と伝わります。手紙やメモなど、日常のさまざまな場面で自信をもって書けるとうれしいですよね。ペン字講師カタダマチコさんに「品のある大人の美文字」のコツを教えていただきました。今回は文章を美しく書くときの意識についてです。

    字そのものだけでなく、文章全体のまとまりを大切に

    一文字ずつきれいに書けても、文章になると印象は大きく変わります。

    読みやすく美しい文章を書くためには、字そのものだけでなく、字間や行間、漢字とひらがなの大きさの比率、文章全体のまとまりを意識することが大切。

    縦書きと横書きの違いも踏まえながら、読みやすい文章を目指しましょう。

    字間はすき間を意識

    パソコンなどの活字は、字間が均等になるよう配置されています。一方、手書きでは機械的に同じ間隔を空けると不自然に見えることも。

    画像: 字間はすき間を意識

    大切なのは、文字同士のすき間を意識することです。横書きの場合、「お疲れ様です」の「疲」や「様」のように右払いがある文字の横のすき間は、次の文字を少し入り込ませるイメージで詰めると間延びするのを防ぐことができます。

    一文字ずつではなく、隣り合う文字の形を見ながら配置することを意識しましょう。

    文字の大きさはメリハリを

    画像: 文字の大きさはメリハリを

    漢字、ひらがな、カタカナをすべて同じ大きさで書くと、文章がのっぺりした印象になりがちです。読みやすい文章にするコツは、漢字をやや大きく、ひらがな・カタカナをやや小さく書くこと。

    仮に漢字を「10」としたら、ひらがな・カタカナは「8」程度の大きさが目安です。画数の多い漢字に十分なスペースを与えることで書きやすくなり、文字もつぶれにくくなります。

    また、漢字は文章の意味を伝える中心的な役割を担うため、少し大きめに書くことで内容が把握しやすくなります。

    本記事は『上品な大人のほめられ文字練習ノート』(扶桑社)からの抜粋です

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    「字に自信がない」「何度練習しても上達しない」そんな方でも大丈夫。きれいな文字は“コツ”を知ることでぐっと書きやすくなります。目指すのは、かわいらしい字ではなく、仕事や手紙、冠婚葬祭など、あらゆる場面で使える品のある“大人の美文字”。性別や年代を問わず、一生役立つ実用的な文字が身につきます。

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    ◎姿勢、ペンの持ち方、道具の選び方
    ◎基本線
    ◎カタカナ
    ◎漢字
    ◎ひらがな
    ◎数字
    ◎アルファベット
    ◎手紙・一筆箋・年賀状などの実用文例 etc.



    カタダマチコ
    ペン字講師。幼少期から神谷慎軒氏に師事。現在は独立してペン字講座などで指導を行う。神谷流をベースにした文字と、親しみやすく個性的な作風で支持を集める。InstagramをはじめとするSNSの総フォロワー数は約15万人(2026年8月現在)。本書に登場するオリジナルキャラクター「くまちこ」のイラストも人気。文部科学省後援硬筆書写技能検定1級。著書に『好かれる大人のほめられ文字LESSON』(朝日新聞出版)がある。
    インスタグラム@machiko798



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