梅干しのこと

梅の実を塩に漬け、赤じそとともに熟成させ、夏の太陽に干してつくる「梅干し」。昔から日本の食卓に欠かせない保存食です。
果肉をひと口含めば、酸味と塩けが広がります。はちみつなどを加えたものもありますが、できれば梅、食塩、赤じそだけのシンプルなものを選ぶとよいでしょう。
昔ながらの梅干しは塩分が高めなので、料理に使うときは、まず味見をすることが大切。おにぎりやごはんのお供はもちろん、細かくたたいてあえものや煮ものに。少量加えるだけで、料理の味がすっと引き締まります。
梅干しチャーハンのつくり方

梅干しがこげないように、油が冷たいうちに梅干しを加えるのがポイント。梅干しの余分な酸味と塩分を油で飛ばして。
材料(3~4人分)

| ● 冷やごはん(玄米) | 茶碗2~3杯分 |
| ● 梅干し(果肉) | 大さじ1 |
| ● 酒 | 大さじ1 |
| ● ごま油 | 大さじ1 |
| ● 長ねぎ | 1/2本 |
| ● 白ごま | 大さじ2 |
| ● 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
つくり方
1 長ねぎは縦半分に切り、斜め薄切りにする。

2 フライパンにごま油を入れて、種を取った梅干しを加える。中火にし、フライパンを傾けて油を1カ所に集め、その中でほぐした梅干しを白っぽくなるまで炒める。

3 火を弱めて冷やごはんを加え、こげないように炒める。


4 酒を加え、ごはんをほぐしながら炒める。1の長ねぎを加えてさらに炒め、味をみる。

5 白ごまを加えて炒め、味をみて加減しながら、しょうゆを回し入れる。さっと混ぜ合わせ、火を止め、器に盛る。



〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/編集部〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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