(『天然生活』2025年10月号掲載)
おすすめ その1
「卑弥呼醤院」の麦麴
江戸時代後期に創業した、由緒ある蔵で醸された麦麴。
「有機栽培の麦を使った麹はなかなか見つけられないので、貴重です」

おすすめ その2
「おかめ麹」の味噌
真藤さんが監修する、麹を通常の2倍量使用した味噌。塩はイタリアの天日塩を使用。
「麹の自然な甘味が贅沢で、まろやかなおいしさです」

おすすめ その3
「二代目福治郎」の納豆
栽培方法にもこだわった国産大豆のみを使用。たれに頼らず、豆本来の味を楽しめる。「おつまみとしても」
黒豆や挽き割りなど6種がセット。

おすすめ その4
「上川大雪酒造」の粕床
自身が愛飲している日本酒の酒粕を活用し、コンセプトから開発に携わった。
「酒粕を気軽に味わってほしくて。調味料としても使えます」

おすすめ その5
「内堀醸造」「飯尾醸造」「庄分酢」の酢
お気に入りは酒からつくる酢ではなく、酒粕からつくる“粕酢”。
「うま味が濃くまろやか。いいお酢は使うだけで味に奥ゆきがでます」

おすすめ その6
「上川大雪酒造」の甘酒
北海道で収穫されたもち米と、酒蔵手づくりの米麹のみで製造。
「飲む点滴ともいわれる甘酒は、非常食としても常備すると安心です」

〈撮影/林 紘輝 取材・文/福山雅美〉
真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
会社勤めを経て京都の大徳寺塔頭で1年間過ごし、フランスへ料理留学。東京での菓子店勤務などののち、料理家として独立。発酵の力を活かしたレシピで人気となる。企業とのコラボレーションや飲食店のディレクションにも積極的に携わる。著書に『発酵美人になりませう。』(宝島社)など。
インスタグラム@maikodeluxe
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
天然生活の人気企画が一冊になりました。料理家・真藤舞衣子さんの、少量でつくる、シンプルでつくりやすい保存食と、保存食を使ったレシピ。あわせて75品です。
料理家の真藤さんにとって、保存食をつくるということは、時間を味方につける作業です。ふだんの生活では、発酵の力なども借りて「食材をむだなく食べきるため」に役立ちます。 食材が多くとれる季節は「未来の自分への贈り物」として、瓶に詰めておきます。「いつでもおいしいものがある」という心の余裕が、日々の暮らしに豊かさを与えてくれるのです。 この本から、自分が食べたいものを見つけて、ほんの少しの時間を保存食づくりにあててみてください。自然の恵みをむだにせず、未来の自分を助けてくれることができるでしょう。
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