• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「焼肉のたれ目玉焼きごはん」のお話。目玉焼きのとろりとした黄身と、白身のこげのカリカリ具合、そして、香ばしいたれが食欲をそそります。

    余った焼肉のたれで、目玉焼きごはん

    ひとりごはんは正直なところ、つくるのが面倒に感じることもあります。

    おなかがすいて何か食べたいけれど、手がかかるものをつくる気力はない。そんなとき目についたのが、冷蔵庫に少しずつ残っていた市販の「焼肉のたれ」でした。

    うちでは、家族がそれぞれ友達を呼んで、バーベキューをすることがあります。すると冷蔵庫には、使いかけの焼肉のたれがずらりと余るのです。

    私はあまり肉を食べないので、これをどうしたものかと考えて、同じく冷蔵庫にあった賞味期限ぎりぎりの卵と合わせてみました。

    もともとしっかりと味がついた焼肉のたれは、ごはんとの相性もバッチリです。目玉焼きの味つけにしても、合わないはずがありません。

    画像: 余った焼肉のたれで、目玉焼きごはん

    卵の焼き加減はお好みですが、私は黄身がとろりとしている方が好きです。

    中火で卵の白身を少し焦がすように焼いてから、たれをかけて少し煮詰めます。白身のこげたところのカリカリ具合や、香ばしいたれの香りも食欲をそそります。

    たとえ手抜きごはんでも、卵を使っているので栄養面でも罪悪感を感じることはありません。

    仕上げにはお好みで、七味とうがらしや粗びき黒こしょうをふりかけたり、のりやきざんだねぎなどをのせたりして、その日の気分に合わせます。

    包丁とまな板を使わなくてもつくれる、まさに「お手軽ご自愛料理」。

    疲れているときだけでなく、小腹が減ったときや夜食にも。思い立ったときに、冷蔵庫にあるものでさくっとつくれるスピードごはんです。

    「焼肉のたれ目玉焼きごはん」のつくり方

    画像: 「焼肉のたれ目玉焼きごはん」のつくり方

    材料(1人分)

    ● 温かいごはん1膳
    ● 卵1個
    ● 焼肉のたれ大さじ1
    ● 油小さじ1
    画像1: かんたん「目玉焼きごはん」のつくり方。卵と焼肉のたれがあれば“ひとりごはん”はこれでいい|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像2: かんたん「目玉焼きごはん」のつくり方。卵と焼肉のたれがあれば“ひとりごはん”はこれでいい|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    つくり方

     フライパンに油をひいて中火で熱し、卵を割り入れて焼く。※途中でふたをして1分ほどおくと、表面にも少し火が通る。

    画像1: つくり方

     ふたをとって焼肉のたれを回しかけ、少し煮詰める。

    画像3: かんたん「目玉焼きごはん」のつくり方。卵と焼肉のたれがあれば“ひとりごはん”はこれでいい|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像4: かんたん「目玉焼きごはん」のつくり方。卵と焼肉のたれがあれば“ひとりごはん”はこれでいい|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

     温かいごはんにをたれごとのせる。

     お好みで、粗びき黒こしょうやきざみのり、七味とうがらしなどをふりかけてどうぞ。

    画像2: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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