ポーチドエッグでホテルの朝食のようなひと皿に

ぷるんぷるんの白身にナイフを入れると、濃厚な黄身がクリームのようにとろりと流れ出す、卵料理のなかでも特別感のある「ポーチドエッグ」。トーストにのせるだけでもごちそうです。
つくり方は沸騰直前のお湯に卵を割り入れるだけですが、卵黄を上手に包めなかったり、白身がくずれたり。失敗なくきれいに仕上げるのは、実はなかなか大変。

「ポーチドエッグは、つくり方はシンプルですが、お湯の状態、火の強さ、なるべく触らないなど、いくつかコツがあるんです。きれいにつくれるようになれば、おいしいパンや旬の野菜を添えて、自宅でもホテルのような特別感を味わえますよ」
シェフのおふたりから、マスターするためのポイントを教えてもらいました。ぜひ試してみてください。
とろ~り濃厚卵がソースのよう
「ポーチドエッグ」プレートのつくり方
今回はトーストと葉野菜、旬のきのこのソテーを添えたワンプレート。まずは主役のポーチドエッグをマスターしましょう。

材料(2人分)
| ● 卵 | 2個 |
| ● 酢 | 小さじ1 |
| ● 食パン(トーストにする) | 好みで添える |
| ● 葉野菜やフルーツ | 好みで添える |
| ● きのこのソテー | 好みで添える |
| ・ きのこ(しめじ、えのきなど食べやすい大きさに割く) | 150g |
| ・ 玉ねぎ(薄切り) | 1/2個分 |
| ・ バター | 大さじ2 |
| ・ にんにく(みじん切り) | 1片分 |
| ・ 黒こしょう | 適量 |
下準備
卵はひとつずつ別々の器に割り入れておく。
つくり方
1 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰直前のふつふつとした状態にする。酢を加え、スプーンなどで中央に向かって混ぜ、ゆるやかな渦をつくる。

POINT
●沸騰させない。沸騰させると卵白が散って形がくずれやすくなる
●酢を加える。白身がまとまりやすくなる
●渦をつくる。白身が黄身にまといやすくなる
2 卵を1の渦の中心に、流れに乗せるように器からそっと入れ、火を弱めて2~3分(卵が常温だったら1~2分)、触らずに待つ。

POINT
●卵はそっと入れる。勢いよく入れると白身が散りやすい
●触らずに待つ。かたまらないうちに触ると白身が散ってしまう

白身が広がりながら黄身を包むようにまとまっていく
3 2でまとまりきらない白身をスプーンなどでやさしく中心に寄せる。

4 白身がかたまったら網じゃくしなどですくい、ペーパータオルにのせて軽く水けを取る。

ポーチドエッグの完成
5 きのこソテーをつくる。フライパンにバター半量を入れて強火にかけ、きのこを焼く。一度取り出し、同じフライパンに玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める。にんにくを加えて香りを出し、きのこを戻して残りのバターを加え、塩、黒こしょうで味をととのえる。
6 トーストを器に盛り、5のきのこソテーと4のポーチドエッグをのせ、黒こしょうをふる。好みで野菜を添える。

きのこはフライパンで重ねず動かさず、焼き色がついたら返すと水っぽくならない

ポーチドエッグが濃厚なソースのように
<料理/デイヴィッド ノヴォザツィキ、小野絢子 撮影/柳原久子 文/編集部>
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デリカテッセンKoma

山梨県北杜市出身の小野絢子さんと、ポーランド出身のデイヴィッド ノヴォザツィキさんが営むデリカテッセン。シェフがロンドンの人気地中海料理デリなどでの経験を元に創作する、ここでしか食べられない特別な一皿を求めて県外から通う人も。恵まれた環境で育まれた旬の地元野菜とフレッシュソイミートを中心に、心と体が整うフレッシュでヘルシーな料理の数々が人気。
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