(『天然生活』2016年12月号掲載)
「専門道具は、“それだけ”という潔さが面白くて、ついチェックしてしまいますね」と、しらいさん。紹介してくれたのは、いつもの料理工程をスムーズにし、ちょっとした悩みを鮮やかに解決してくれるもの。
「たとえば、味噌汁をつくるとき。このマドラーをさっと味噌に差すだけで、規定の量を取り出せます。せいろも、合う鍋を探すのが大変だけれど、このステンレス板さえあれば怖いものなし。気軽に使えますよ」
かゆいところに手が届く、効率アップグッズ
計量味噌マドラー

大きいほうは約大さじ2、小さいほうは約大さじ1の味噌を計量できる。「並行して何品もの料理をつくっているとき、ちょっとしたことが面倒。その、“ちょっとしたこと”を楽にしてくれる」
蒸し板
どんな鍋でもせいろ仕様に

専門道具が好きといいつつ、「せいろ専門の鍋はわざわざ購入したくない」のだそう。「これを使うだけで、たいていのサイズの鍋の上にせいろをのせられるようになる、便利な道具です」
タルカパン

タルカとは、料理の仕上げにスパイシーなオイルをかける、インドの調理法。そのオイルをつくるための小さなフライパン。「少量の揚げものに便利。柄が長いから、油はねも怖くありません」
料理家がこっそり教える、あると便利な台所道具|セトキョウコさんへ⇒
料理家がこっそり教える、あると便利な台所道具|平野由希子さんへ⇒
料理家がこっそり教える、あると便利な台所道具|牧田敬子さんへ⇒
料理家がこっそり教える、あると便利な台所道具|口尾麻美さんへ⇒
<写真/鈴木静華 取材・文/福山雅美>

しらい・のりこ
炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動。雑誌、広告でレシピを発表するほか、料理教室、ワークショップなど幅広く活動。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

▶【PR】フラワースタイリスト・平井かずみさんの「すこやかな新習慣」いつでも好奇心を大切に“ご機嫌な私”をつくる

▶【PR】フラワースタイリスト・平井かずみさんの「すこやかな新習慣」いつでも好奇心を大切に“ご機嫌な私”をつくる

▶春の楽しみ「山菜」の下ごしらえ12選|3月のおすすめ記事