(『天然生活』2018年1月号掲載)
藁のクリスマスオーナメントのつくり方
ワークショップでも人気の星と雪の結晶のオーナメント。ぜひ、ペアでつくって、クリスマス飾りにどうぞ。
星のオーナメントのつくり方
六角形から星形に。最後に重しをして平らになるように仕上げるときれいです。
材料
水で濡らして柔らかくした藁(ストロー状の部分)...... 30cm 3本
つくり方
1 藁を3本、机のへりなどでしごいて平らにする。
2 2本の藁を、横が上になるように重ねて十字にする(交差したところを中心とする)。
3 縦の藁を、中心から3cmくらい上のところで右斜め下45度に折る。
4 折った縦の藁と重なった部分を基点にして横の藁を左斜め下45度に折る。重なった縦の藁も同様に左斜め上へ折る。
5 真ん中に四角形ができるように、重なった横の藁を右斜め上へ折り、先を3で折った角に通して固定させる。
6 もう一本の藁を、四角形の真ん中に、写真のように12cmほど差し入れる。
7 差し入れた藁の上の部分を、四角形の角の少し右を基点にして裏に折る。
8 その折った先を◯印の部分で手前に折り返し、写真のように四角形の角に下から通す。
9 6本の藁を外側に均等に引きながら、中心に花形ができるように整える。先の尖った道具で形を整える。
10 一辺の藁を写真のように折り、その藁と重なった隣の藁を回転させながら折っていく。
11 重なった部分を順に折り、写真のような六角形をつくる。最後の藁は六角形の角に通して、固定する。
12 一辺の藁を写真のように半分に折り、先を六角形のふたつ隣の穴に差し込む。同様に、残りの藁も折っていく。
13 星形ができたら裏返して、差し入れた藁の余計な部分をカットする。
14 表に返して、でき上がり。重しをして平らにするときれいな仕上がりに。
雪の結晶のオーナメントのつくり方
中心に六角形をつくるまでは星と同じ。最後に結べる長さを残しておくのがポイントです。
材料
水で濡らして柔らかくした藁(ストロー状の部分)...... 30cm 3本
つくり方
1~9は、星のオーナメントと同じ。
10 一辺の藁を1/3より少し短いくらいのところで右斜めに折る。
11 10で重なった隣の藁を同様に折っていき、写真のような六角形をつくる。最後の一辺は角に通して固定する。
12 一辺の藁を手前に折り曲げて六角形の穴をくぐらせる。
13 裏に折り込み、縦の藁に巻きつけて結ぶ。
14 残りの辺も同様に裏に結び目をつくり、余計な部分をカットする。表に返して、でき上がり。
〈撮影/村林千賀子 取材・文/熊坂麻美〉
工房ストロー
山形県最上郡真室川町平岡885
https://kobo-straw.com/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです