春の訪れを感じられる野菜「独活(うど)」。ほろ苦い風味と、シャキシャキした食感が特徴です。穂先や皮も食べられるので、捨てるところがありません。料理家の松田美智子さんにうどの皮のアンチョビ炒めのつくり方を教えていただきました。
うどの皮のアンチョビ炒めのつくり方(始末料理)
うどは皮まで食べられるので、捨てるところがありません。
アンチョビとオリーブオイルで炒めたら、皮も立派なごちそうに。
材料(つくりやすい分量)
● うどの皮(繊維にそったせん切り) | 約4カップ分 |
● A | |
・オリーブオイル | 大さじ2 |
・アンチョビ(みじん切り) | 大さじ1/2 |
● B | |
・白ワイン | 大さじ3 |
・ナンプラー | 大さじ1 |
・白こしょう | 少々 |
つくり方
1 フライパンにAを合わせ中火で炒め、うどの皮を加え炒める。
2 Bを加え、強火で汁気が飛ぶまで炒める。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇
いまの暮らしでも無理なく楽しめる「季節の仕事」には、難しい技術や手間は不要です。季節の喜びやおいしさをいただく、旬の食材を使った保存食をベースとした、100以上のレシピをご紹介します。