露地栽培の春のいちごは小粒で酸味があるのが特徴です。そのまま食べてもよいですし、砂糖を加えてソースやジャムにするのもおすすめ。料理家の松田美智子さんにいちごのベリーソースのつくり方を教えていただきました。
そのまま食べても、加工してもおいしい、春のいちご
小粒の完熟いちごは安価で酸味もあり、そのまま食べても、加工してもおいしい。
今回はいずれも火を通さず、風味と色を活かしたレシピです。
いちごのベリーソース
甘酸っぱいいちごのソースは、アイスクリームとの相性ばつぐん。
いちごを手でさくことで、粉糖がよくなじみます。
材料(つくりやすい分量)
● いちご | 300g |
● 粉糖 | 大さじ4 |
● レモン汁 | 大さじ2 |
つくり方
1 いちごは、さっと洗い、水気を押さえる。へたを除き、芯に薄い切り目を入れ、2つに手でさく。
2 密封瓶にいちご、粉糖、レモン汁を交互に重ねる。蓋をして一晩おく。そのままいただいても、バニラアイスクリームに、バターを塗ったトースト、パンケーキになど。
ベリーソースの保存期間は冷蔵庫で3~4日。冷凍可能。粉糖の量で甘味は好みに加減する。
3 深めのガラスの器に、いちごソースとバニラアイスクリームを交互に層に重ねてミントをあしらう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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