• 初夏におすすめの、色鮮やかな夏野菜のズッパのつくり方。素材本来がもつおいしさを最大限に引き出すレシピを提案する料理家・細川亜衣さんに教えていただきました。地元の熊本で開く「taishoji料理教室」のレシピをお届けします。
    (『taishoji cookbook 1 2016-17』より)

    夏野菜のズッパのつくり方

    画像: 夏野菜のズッパのつくり方

    材料

    [ズッパ]

    ● 完熟トマト500g
    ● 田舎パン30g
    ● にんにく1かけ
    ● オリーブ油大さじ2
    ● 塩

    [夏野菜のマチェドニア]

    ● きゅうり1本
    ● パプリカ1個
    ● ピーマン1個
    ● 赤玉ねぎ小1 ⁄ 4個
    ● プチトマト20個
    ● オリーブ油大さじ2
    ● 赤ワインビネガー大さじ1~2
    ● 塩

    つくり方

     トマトはへたを取り、へたの部分から指を入れて裂く。

     ボウルに入れ、両手でもむようにして果肉をつぶす。

     田舎パンは水に浸し、やわらかくなったら水気を絞り、小さくくずしてトマトのボウルに入れる。

     つぶしたにんにくとオリーブ油を加えてよく混ぜ、冷やしておく。

     マチェドニアの野菜は、必要に応じて種や皮をのぞき、小さなさいの目に切る。

     合わせてボウルに入れ、オリーブ油と赤ワインビネガーを加えてよく混ぜ、よく冷やしておく。

     供する前にズッパに塩を加えてよく混ぜ、皿に盛る。

     夏野菜のマチェドニアを上に盛り、粗塩をふる。

     

    〈撮影/尾込真貴子〉

    本記事は『taishoji cookbook 1 2016-17』(晶文社)からの抜粋です


    細川亜衣(ほそかわ・あい)
    熊本 taishoji にて、料理教室や各分野の展示会を主宰。自然との対話の中から独自の視点で料理を発想し、味わい、色、香りなど、鮮やかな感覚を食べ手に伝えることに努めている。近著に『料理集 定番』(アノニマ・スタジオ)、『旅と料理』(CCCメディアハウス)がある。
    taishoji 料理教室:https://www.taishoji.com

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    『taishoji cookbook 1 2016-17』(晶文社)

    『taishoji cookbook 1 2016-17』(細川亜衣・著/晶文社刊)

    『taishoji cookbook 1 2016-17』(晶文社)

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    素材本来がもつおいしさを最大限に引き出すレシピと、独特の世界観で多くのファンがいる料理家・細川亜衣さん。地元の熊本で開く「taishoji料理教室」のレシピを、オールカラーで大公開。

    和食をベースに、イタリア、フレンチ、中華など世界各国の要素をアレンジし、メインからサイド、小鉢、デザートまで、さまざまなバリエーションのメニューを紹介。

    月ごとに一式のレシピをまとめ、季節の食材を活かしたその時期ならではの料理が、一年間通して楽しめるつくりになっています。 熊本の美しい自然とともにお届けする、目で見て美しく、つくっておいしい究極のレシピ集。その第一弾は、2016-17年のレシピです。



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