お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。
hana’s memo
子供の頃から大好きなフローズンヨーグルト。
夏期講習の帰り道、駅までの短い距離でお気に入りのお店のフローズンヨーグルトを食べ歩きしていた時間が懐かしい……。小学校の思い出が蘇る、思い出のデザートです。
今回は旬のブルーベリーで色鮮やかなアイスクリームを作ってみました。凍ったブルーベリーのシャキシャキ食感も味わえる、クリーミーなヨーグルトのアイスクリーム。
セミが大合唱する、真夏の暑い時期に、手作りのひんやりデザートを楽しんでくださいね。
「ブルーベリーのフローズンヨーグルト」のつくり方
材料(3個分)
● ブルーベリー | 90g |
● ヨーグルト | 300g |
● アイスクリームコーン | 3個 |
● 生クリーム | 100g |
● きび砂糖 | 大さじ3 |
●レモン | 小さじ1と1/2 |
つくり方
1 ボウルにザルをのせ、さらしかキッチンペーパーでヨーグルトを水切りする。
2 ヨーグルトを包み、重しをのせたら冷蔵庫で30分置く。
[はなよりひと言]
水切りの時間を長くするとより濃厚なアイスクリームになりますが、ヨーグルトの酸味を残したいので30分くらいがちょうどよいです。300gのヨーグルトが水切り後、180gになります。
3 ブルーベリーを洗い、水を切ったら鍋に入れる。砂糖とレモン汁を加え、汁が出るまで弱火で煮る。
[はなよりひと言]
焦げやすいので、耐熱用のヘラで混ぜながらブルーベリーの汁が出るまで煮ます。アイスクリームに練り込むので、粒はある程度、残します。
4 水切りしたヨーグルトをボウルに移し、泡立て器でなめらかにする。
5 ブルーベリーを加え、ヘラで混ぜる。
[はなよりひと言]
ブルーベリーは冷ましておきます。
6 生クリームを七分立てに泡立てたら、5に加え、全体がブルーベリー色になるまで切り混ぜる。
7 ホーローなどのバットに均等に敷き詰め、ラップをする。
[はなよりひと言]
空気が入らないように表面をラップします。
8 冷凍庫で1時間ほど冷やし固めたら取り出し、フォークで混ぜる。
9 さらに30分間、冷凍庫で冷やし固め、同じように混ぜる。
[はなよりひと言]
この作業を繰り返します(計2回)。
10 15分間ほど、冷凍庫で冷やし固めてからアイスクリームコーンにのせる。
[はなよりひと言]
このときに食べ切るのがベスト。このまま冷凍庫に入れておくとかたくなってしまいますが、食べるときに少し解凍してから食べてもオッケーです!
はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターや、日本テレビ「夢の通り道」のナレーションも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『はな、茶の湯に出会う』(淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など。朝日新聞デジタル&TRAVEL「はなのたびたび旅日記」連載中。
インスタグラム:@hanalovestaco
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天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。