シンプルで簡単につくれる「いくらのしょうゆ漬け」
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
秋の味覚は、しょうゆ、みりん、酒など普段使いの発酵調味料と相性抜群のものが多いです。‟いつもの発酵調味料”と秋の味覚を存分に使ったごちそう「いくらのしょうゆ漬け」をご紹介します。
使うのは秋に出回る、生筋子。
自家製の「いくらのしょうゆ漬け」は、プチプチ感、風味がとてもおいしく仕上がります。この季節に一度試してみていただきたいです!
手づくりすれば、贅沢にたくさん使えるのもうれしいところ。炊きたてのごはんにたっぷりかけても、そのまま日本酒のおつまみに、パスタにしてもよく合います。
次回は、秋の味覚の香りまで楽しめる炊き込みごはん「きのことごぼうの炊き込みごはん」をご紹介します。こちらもお楽しみに。
いくらのしょうゆ漬けのつくり方
材料(つくりやすい量)
◎ 生筋子 | 250〜300g |
◎ しょうゆ | 大さじ3 |
◎ 酒 | 大さじ2 |
◎ みりん | 大さじ1 |
◎ 塩 | 大さじ2 |
つくり方
1 鍋に酒、みりんを入れて火にかけ、煮立ったらしょうゆを加え、ひと煮立ちしたら火を止めて冷ます。
2 40度のぬるま湯2リットルに塩を加え混ぜて溶かす。
3 ボウルに筋子を入れ、ぬるま湯をかぶる程度入れて、親指の腹を使ってやさしく卵をほぐす。
4 ボウルのぬるま湯をゆっくりと流し、浮いている薄皮も取り除く。新しいぬるま湯を入れて、いくらの汚れを取り除く。これを何度か繰り返す。
5 いくらがきれいになったら、ざるにあげて水をよく切り、清潔な容器に入れ、1のたれを加える。冷蔵庫で2時間以上漬け込む。
ポイント 冷蔵庫で1週間程度保存可能です。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
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