• 「じつは私、一般的な甘酒の“強い甘味”がちょっと苦手なんです」。そう話すりんねしゃ・大島幸枝さんがいま、大のお気に入りだと話すのが、『みやもと糀店の「黒麹」』。焼酎や泡盛などに使われる、黒色の麹菌でつくったこの麹は、発酵過程でクエン酸が発生する特徴があり、甘酒にすると甘さのなかにさわやかな酸味を感じます。今回は大島さんおすすめ、基本の甘酒のつくり方をお伝えします。
    画像: みやもと糀店の「黒麹」

    みやもと糀店の「黒麹」

    黒麹の甘酒のつくり方

    画像: 黒麹の甘酒のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● 黒麹300g
    ● 水400mL

    つくり方

     ボウルに黒麹と水を入れ、よく混ぜ合わせる。

     炊飯器の保温モードやヨーグルトメーカー等を60℃に設定して保温する。(炊飯器を使用の場合は、保温ボタンを押して蓋を開けて、麹が乾燥しないように濡れタオルをかぶせておく)

     保温開始から2時間後にふたを開けて全体をよく混ぜる。その後も1、2時間に1回混ぜる。(3〜4時間ごろまではボソボソとし、通常の甘酒よりも水分が足りないように感じるがそのままに。)

     7時間保温したら、甘酒の原液のできあがり。1.5倍程度の水で薄めていただくほか、牛乳や豆乳と合わせて飲んでもおいしい。



    画像: つくり方

    大島幸枝(おおしま・さちえ)さん
    愛知県津島市で40年以上愛され続ける自然食品店「りんねしゃ」の2代目を担う。天然の防虫菊の成分を生かした「菊花せんこう」をはじめとするオリジナルの雑貨も人気。2021年6月に三重県多気町の「VISON」内には新店舗「本草研究所RINNE」がオープンした。
    http://www.rinnesha.com/

    宮本貴史(みやもと・たかし)さん
    2016年「みやもと糀店」を創業。自家栽培の大豆と米、信頼する農家から仕入れた麦を原料に麹づくりを行う。一枚の田んぼに多様な古代米を育ててブレンドした「虹色米」や、1月から4月に実施する、自家製麹を使った味噌仕込み会も好評。
    https://miyamotokojiten.com/

    〈撮影/千葉亜津子 取材・文/玉木美企子〉



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