• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、塩麹を使った「びっくりするほど」しっとり仕上がる、びっくり茹で鶏のつくり方を教えていただきました。時間はかかりますが、放っておく時間が長いので、手間いらずで気楽につくれます。そのまま食べてもおいしいですし、さいてサラダにしたり、麺料理の具材にしたり、サンドイッチにしても。ぜひお試しくださいね!

    びっくりするほどしっとり仕上がる、「びっくり茹で鶏」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    今月は塩麹の魅力について、いろいろとご紹介しています。

    『天然生活』2021年11月号では、麹料理をいろいろとご紹介していますので、合わせてご覧くださいね。

    画像: 〈撮影/萬田康文〉

    〈撮影/萬田康文〉

    今回は、塩麹を使った茹で鶏をご紹介します。その名も「びっくり茹で鶏」

    “びっくりするほど”しっとり仕上がる、茹で鶏のつくり方です。

    時間はかかりますが、放っておく時間が長いので、手間いらずで気楽につくれて、おいしい! わが家の定番料理のひとつです。

    そのまま食べてもおいしいですが、多めに作って、茹で鶏をさいてサラダにしたり、麺料理の具材にしたり、サンドイッチにしてもおいしいです。ぜひお試しくださいね。

    次回は「塩麹入り寝かせ玄米」をご紹介します。塩麹を入れることで、もっちりしっとり仕上がる寝かせ玄米の作り方です。こちらもお楽しみに。

    びっくり茹で鶏のつくり方

    画像: びっくり茹で鶏のつくり方

    材料(4人分程度・つくりやすい量)

    ● 鶏むね肉2枚(600g程度)
    ● 塩麹大さじ3

    つくり方

     鶏肉をジッパー付き保存袋に入れ、塩麹を加えてよく揉み込む。空気を抜いてジッパーを閉じ、冷蔵庫で一晩おく。

    画像1: つくり方

     鶏肉を調理の30分〜1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻しておく。大きい厚手の鍋(ホーロー鍋等)に水2リットルほど入れて2の空気を再度抜いて袋ごと鍋に入れる。

    ※使用するジッパー付き保存袋の使い方は、各メーカーの取り扱い方法をご参考ください。

    画像2: つくり方

     弱めの中火にかけ、小さな泡が立って沸騰してきたら、最弱火にして10分加熱する。

    ※ 10分加熱後に鶏肉が白くなっていなければ、加熱時間を増やします。

    画像3: つくり方

     袋ごと上下を返して火を消し、蓋をしてそのまま1時間半以上おいて、余熱で火を通す。薄切りにして盛り付ける。

    画像4: つくり方


    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
    著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    ●Instagram:@misa_enomoto
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