天然生活 最新号

本格的なスパイス使いを覚えて、健康的な体をつくりませんか。この季節におすすめの、食物繊維豊富なキノコを使った、体にやさしいカレーです。

マバニ家の「いろいろキノコのドライカレー」のつくり方

画像: マバニ家の「いろいろキノコのドライカレー」のつくり方

キノコの美味しい季節になりましたね。キノコは整腸作用や免疫力を高めるということで、我が家では頻繁に使っています。そして今回はそんなキノコをたっぷり使ってつくるキノコのドライカレーです。

ご飯ともパンともよくあいます。美味しくつくるポイントは、最後の締めにクリームをほんの少し加えることです。

もしクリームがなければ、ココナッツミルクでも構いません。そして黒胡椒も少し加えると味が引き締まり最高に美味しく仕上がります。

材料

画像: 材料
● シメジ・舞茸・エリンギ(石づきを除きシメジのカサの大きさに合わせて切る)500g
● 植物油大さじ1(準備)+大さじ1(つくり方1)
● ギー又は溶かし無塩バター大さじ1
● A
・クローブ1個
・シナモン(1cm角)1個
・マスタードシード小さじ1/2
・クミンシード小さじ1/2
・赤玉ネギ中1/4個
・生姜、ニンニク(みじん切り)各大さじ1
・青唐辛子(ヘタを除きみじん切り)1本
・トマト(粗みじん切り)中1/2個
● B
・コリアンダーパウダー小さじ1(山盛り)
・クミンパウダー小さじ1/2
・チリパウダー小さじ1/2
・ターメリックパウダー小さじ1/4
・フェンネルパウダー(あれば)小さじ1/8
● C
・香菜(みじん切り)大さじ2
・生クリーム又はココナッツミルク大さじ3
・黒胡椒粗挽き小さじ1
・チャットマサラ(あれば)小さじ1/2
・塩小さじ1/2~適量

準備(キノコ)

1. フライパンに植物油大さじ1を入れ温め、キノコを加え中火で加熱する。

画像: 準備(キノコ)

2.キノコをなるべく動かさないようにしながら火を通し、水分が飛んでキツネ色になったら皿に取り置く。(フライパンは洗わない)

つくり方

 準備で使用したフライパンに油、ギー、Aを入れ弱めの中火で温め、マスタードシードも加え、はじけ始めたらクミンシードも加える。

 マスタードシードの音が静まったら、赤玉ネギを加え、柔らかく角が茶色くなったら、生姜、ニンニク、青唐辛子を加えよく混ぜる。

 ニンニクの香りがしてきたら、トマトも加え、混ぜながら加熱して、トマトがペースト状になったらBのパウダースパイスを加え良く混ぜる。

 パウダースパイスが油と馴染んだら、準備したキノコを加え混ぜ、Cと水200mLも加え混ぜながら水分が半分になるまで加熱する。

画像1: つくり方

もっと美味しくするために:
キノコは弱火で加熱すると、キノコから水分が出てしまいます。この水分を出さないように火を通すことがポイントです。中火で素早く加熱して焼き色をつければ、スパイスとキノコの美味しさが重なります。

 

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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

画像2: つくり方

マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

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