サン・ポール・ド・ヴァンスの行きつけの店で癒された
グリーンスープをわが家流に

温かくても冷たくしてもおいしいシンプルレシピ

南仏のホテルレストラン「ラ・コロンブ・ドール」でいただいたスープがとてもおいしくて、「何が入っているのですか？」と材料を尋ね、自分なりにつくってみたのがこのレシピの始まりです。

必ず入るのがブロッコリー、ポロねぎ、玉ねぎ、ズッキーニ、にんじん。その時々でほうれん草やグリーンピースを足します。

本来は温かいスープなのですが、ある日これをつくった夜に外食をすることになってしまい、冷蔵庫へ。

翌日は気温がとても上がっていて、温かいスープという気分ではなかったので、冷蔵庫から出して少し室温に戻すくらいで食卓にのせたら、「すごくおいしい！」と大好評。

それ以来、温かくても冷たくてもおいしいスープとして、家族みんなが好きなレパートリーになりました。

野菜たっぷりグリーンスープのつくり方

材料（つくりやすい分量）

つくり方

１　玉ねぎは縦半分に切ってから薄切り。ほうれん草は筋を取って、ざく切り。そのほかの野菜はひと口大に切る。

２　圧力鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める。

３　ズッキーニ、にんじん、ポロねぎ、ブロッコリー、ほうれん草の順に加えながら炒める。

４　野菜がひたひたになるくらいまで水を加える。

５　粗塩をひとつまみ入れる。

６　コンソメキューブを入れる。

７　蓋をして、煮る。私は圧力鍋を使いますが、もちろん普通のお鍋でも大丈夫。

８　野菜全部がくたくたに柔らかくなったら、火を止めて、煮汁ごとミキサーにかける。

９　なめらかな状態になったら、再び温めて、器に盛る。

Topping

10　きょうのトッピングはカリカリに焼いたベーコン。すりおろしたチーズや刻んだトマトもおいしい。

本記事は『Saison d' Eriko セゾン・ド・エリコ Vol.15　中村江里子のデイリー・スタイル』からの抜粋です

＜撮影／武田正彦、ヘア＆メイク／御幸 剛、文・現地コーディネート／鈴木春恵＞

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