ピーマンの下処理
![画像1: ピーマンの下処理](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/e16cfc36a4b31df90d5ddf17dd6468ccb9a8b994.jpg)
ピーマンの下部を切り落とし、縦にして4等分に切り、種とワタの部分を除く。
![画像2: ピーマンの下処理](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/d86fa9b3755e3ae72d2694910c99ba04537583ca.jpg)
ワタをていねいに取りのぞくことで、ピーマン独特のくさみがとれて食べやすくなる。手でむしると水分が出てしまうので包丁を使う方がおすすめ。
ピーマンの焼き浸しのつくり方
![画像: ピーマンの焼き浸しのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/f558f48cfe15098463041c84b231b8122655e343.jpg)
香ばしく焼いたピーマンを、だし汁に浸して。密閉容器に入れて1~2日保存可能です。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/7df4825744aa22066d93b882bf091e0cbe337c37.jpg)
● ピーマン | 5個 |
● A | |
・だし汁 | 1カップ |
・酒 | 大さじ2 |
● 梅干し | 1個 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● 塩 | 少々 |
つくり方
1 Aを鍋に入れ、中火にかける。梅干しは、果肉をたたき、種ごと加える。煮立ったら薄口しょうゆを加え、味をみて塩を少々加える。火を止めてバットに移す。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/b4592358e9cbc1b5ef43d005e3de9d0f0587db66.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/3f863dd48e54ee4be55bff2b8d0e9a9f27bae4fe.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/c59cf3f60e41d1022ca49306348caf2562f4e322.jpg)
2 フライパンにごま油を入れ、皮側を下にしてピーマンを焼く。皮側に焼き色がついたら裏返し、内側を軽く焼く。内側は火を入れすぎると水分が出てしまうので軽く焼けばよい。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/2268b60ec3a281a650b9cec897d00f13b9ebfccc.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/3742c0fd05dea46ba8ee2afd4f5bddbd96b60ad3.jpg)
3 2を1に浸す。常温になるまでおいたら、味がしみてくる。好みでかつおの削り節、一味とうがらし(ともに分量外・適量)を加えてもおいしい。冷蔵庫で冷やしていただいてもよい。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/7cff0628c75f5418811461102e702f0fcc2a3e20.jpg)
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/b0b88c7c3841b451dc878ecb4bd1d244e3aaba67.jpg)
ピーマンのこと
![画像1: ピーマンのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/05/29/dd77fe67f25846c86f37d20cca0e8d5d7cb1a98a.jpg)
ピーマンはとうがらしの品種のひとつですが、甘みがあり、カプサイシンを含みません。露地栽培の場合の旬の時期は、6~8月。緑色のピーマンは未熟なうちに収穫したもので、赤ピーマンは、緑色のピーマンが完熟したものになります。
ピーマンは栄養価が高く、ビタミンCとβ-カロテンが豊富に含まれていることが特徴。老化防止や免疫力アップ、がんの予防に効果を発揮するといわれています。とくに緑ピーマンは、抗酸化作用のある葉緑素クロロフィルを多く含み、不要なコレステロールを排出して、動脈硬化の予防にも役立ちます。
ピーマンを選ぶときは、緑色が鮮やかで、皮にハリやツヤのあるものを選びましょう。独特な苦みや青くささは、ワタをていねいにとりのぞき、繊維を断ち切る横切りではなく、縦切りにすることで和らげることができます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像2: ピーマンのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇